6/12 风台→阜阳(fuyang) (108km)

この賓館(実際は「宾馆」と書かれている。今更だけど、簡体字が打てるように設定したので)は朝食が付いていた。中国では初めてだ。

9時過ぎに宿を出て近くの郵便局へ。封筒を持って窓口へ行くと、4.4元(確か)と言われる。ふう、特に問題なく送れそうだなと思っていたら、差出人の住所が問題に。旅行中なので馬鹿正直に日本の住所を書いたのだが、それだと普通郵便は駄目らしい。EMSなら送れるみたいなことを言われて、まあ高いけど仕方ないかと思っていると、今度は電話番号がないのが駄目。相手の電話番号がわからないし、俺のスマホも日本のをそのまま持ってきているので国際電話扱いになってしまうはず。電話番号がわからないと、もし住所が間違っていて届かなかった場合に荷物が宙ぶらりんになってしまう、ということで断られてしまった。

これは参った。宿の人に代わりに送ってもらおうかと思い、いったん引き返す。レセプションの女性陣に状況をどうにか説明したら、手伝ってあげるから昼まで待っててと言われる。冗談で笑いながら「ギブ・マネー!」と言われた。明るい人たちだ。

まだ10時くらいだったので、ロビーでブログの記事を書いて過ごす。
12時を過ぎたら宅配業者と思われる人が宿に来て、それで送ることに。ここでも電話番号がわからないことが問題になったが、多分もう「とりあえず送っちゃえ」みたいな感じで業者の人に渡していた。料金は10元。
とりあえずやれることはやった。安堵の溜め息混じりに「謝謝」と言うと、「不客气、不客气!(どういたしまして!)」と。

さあ、出発しなければ。時間は12時半。漕ぎ出すと昨日の様な疲れはない。これで朝から走れていたら距離が伸ばせただろうに……。
今日は阜阳という街まで行くつもりだったが、この時間からだともう厳しそうだ。とりあえず行ける所まで行こうと思って漕ぐ。昼食を食べ損ねたが、途中のガソリンスタンドの売店でペプシを買って、手持ちのクッキーでエネルギー補給。こんなんでも一応何とかなる。

↓途中で見た運河の閘門
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ここ2、3日、似たような風景が続く。田園地帯を走る道で街路樹が植えられている。ときどき小さな町がある。16時頃までに50km程度走り、そこそこ大きな町に着いた。ここで地図を眺めて、この先どうするかを考える。そろそろ休息日をとりたいのと、次の省の地図を買いたい。阜阳の街なら大きそうだから書店もあるだろう。出来れば今日中に着いて明日を休息日にしたいけど、まだ50km程度はある。もしくは今日はこの街で休んで、明日の昼頃に阜阳に着くようにすれば午後は休める。ううむ、と悩むが、とりあえず進むことにする。ここまでのペースを最後まで維持できれば19時には着けそうだし、その時間ならまだ明るい。仮にペースが落ちてつけなかったとしても、途中の小さな町で宿を探すことも出来るだろう。少しでもカロリー補給をと思い、アメを舐めて出発。

幸いペースが落ちることなく進めたが、道がひどかった。延々と片側の車線が工事中で土埃がすさまじい。しかも通り過ぎる町の中心地は、その上に散水するものだからドロドロ。全身にうっすらと埃をまとって口の中までジャリッとする状態で悪態をつきながら走る。まだ高い位置にある太陽が夕日のように赤い。

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阜阳の街に差し掛かって工事区間は終わったが、相変わらずの視界と空気の悪さ。どうも黄砂とかさなっているのだろうか。今日はネット可の部屋が良いので最初から賓館を探すが、どこも高い。5軒目位で80元というところがあったのでここに決めてしまう(それでも高いけど)。とりあえず一泊だけしよう。ネットのつながり具合もわからないし、また明日の朝に考える。

無駄に広い部屋。しかしテレビもパソコンもエアコンもあるのに、いまだに冷蔵庫がある部屋には出会っていない。もっと上のランクの宿じゃないとないのかもしれない。
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近くにカラオケがあるらしく五月蝿い。窓の鍵は壊れているが、代わりに鉄格子がはまっている。窓の目の前は別の建物の壁で、見える空は狭い。心の落ち着く素敵な眺めですこと。
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夕食を食べに行って、帰ってきてからシャワーと洗濯。午後からの走行の割りに結構走れたが、さすがに疲れた一日だった。

↓夕食は猪蹄(豚足?)が乗ったご飯。
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【今日のビール】
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特に味なんて無い。

【走行データ】
走行距離:108km
総走行距離:1504km

カテゴリー: ビール, 中国(China) パーマリンク

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