6/14 阜阳→河南省 沈丘 (108km)

ニワトリの鳴声で目が覚める。いや本当に。街中なのに、ニワトリを飼っている家がある。
そして他の部屋の人たちが6時台から廊下で大声で話していてうるさい(グループで泊まってるらしい)。

寝覚めがあまり良くない。昨日の夜に食べ過ぎたせいもあってか食欲がない。朝食は外に買いに行こうと思っていたが、手持ちのクッキーでとドライフルーツで済ませる。うーん、腹が張って調子があまりよくないな。

9時半頃出発。天気は曇り。すっきりしない天気だけど、日差しがないからあまり暑くない。ただ、やはり体調が万全とは言えなくて、脚も疲労が抜けきれてない感じがする。風景が単調だし空気も良くないので、考え事をしながら黙々と走行。昼前になって空腹感はあるものの調子は良くならないので、念のため胃薬を飲む。このままだと食事するにも不安が残るし、空腹のまま走るのもしんどい。

昼食は牛肉麺。何度か食べて飽きてきたけど、でもメニューが無い店でよくわからなかったので、看板に書いてあったものを頼んだ。味自体は悪くない。麺もその場で打ってくれるし、安い(6元)。

午後になって穀倉地帯に入ったようで、少し風景が変わる。点々と雑木林(防風林?)があり、北海道みたい。まあ北海道よりもっと規模は大きいはずだけど、でも北海道の方が綺麗……。(なので特に写真は無し)

体調は良くなってきたが、雨が降り始める。パラパラとした降り方だったので最初は合羽を着なかったが、徐々に強くなりレインジャケットだけ着込む。幸い気温は少し下がってくれたので、合羽を着ても汗で蒸れるということはあまり無かった。因みに今回新しく買ったFoxfireのガレナジャケットはフードが大きめなようで、ヘルメット(OGK KabutoのFARO – ファロー -)の上から被れて便利。まあもちろん、ジャケット自体のサイズとかヘルメットとの相性にもよるだろうが。

15時半頃に河南省に入る。おお、着々と進んでいるぞ。
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途中にあった立派な橋
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18時前に沈丘という街に到着。雨の中宿を探すのは面倒臭かったけど、でもそろそろ節約も考えないと。「旅館」の看板を見つけたが、はて、この宿のランクは賓館より上なのか下なのか。とりあえず値段を聞いてみたら30元。お、良いね。部屋もそんなに悪くない。シャワーとトイレは共同だけど、まあ問題ないでしょ。外国人だから断られるかもと思っていたけどサクサクと話が進んだので、値切るのも忘れてこの宿に決定。

↓来来来旅館
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夕食はなかなか良い店が無くて、もう何でも良いやと入った店もメニューが無い。店の人に聞いてもよくわからなかったので、食材を見せてもらう。といってもたいした食材は無くて、昨日の夜に食べたのと同じ河粉(hefen きしめんの様な米粉の麺)があったのでそれを注文。炒めるのかと思っていたら、そのままキュウリと何かのタレと和えて、最後に胡麻ダレをかけて終わり。味はさっぱりしてて美味しかったんだけど、あまり衛生状態のよくなさそうな調理台でしかも非加熱だったから、お腹壊すんじゃないかと気が気でなかった。

それなりに腹にはたまったものの、肉が食いたいと思った。考えてみれば食事は炭水化物ばかりで、タンパク質をとっていない気がする。そんなわけで帰りにファーストフード店に寄ってチキンを買ってみる。ハンバーガーとか売っている店なので、味付けも欧米風(?)なのかなと思っていたら、甘辛い味でしっかり中華でした。

部屋にエアコンは無いけど、天井に扇風機(シーリングファンって言うんですね)が付いてて快適。ベッド全体に風が当たるから蚊もよってこない。安眠できました。

【走行データ】
走行距離:108km
総走行距離:1612km

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  1. takamushi akiko のコメント:

    だいぶ内陸に入ってきましたね!これから砂漠に入るのかな?きついだろうから、ゆっくり進んで下さい
                                            <クマ>

    • shima のコメント:

      結構進んだけど、砂漠はまだまだ先ですね。
      大丈夫です、ボチボチとビールを飲みながら進んでいます。

  2. chi のコメント:

    着実に前進。すばらしい。
    チキンなら抗生物質も接種出来て、一石二鳥では。体調には気をつけてな

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