6/20 洛陽→义马(Yima) (66km)

さあ、西安に向かって走り始める。
朝食は近くの屋台で購入。丸い鉄板の上に水で溶いた小麦粉の生地をクレープのように薄く広げ、その上に卵を割って同じように広げて一緒に焼く。そうして焼きあがったもので野菜とかを包んで食べる。なんていう名前だかわからないけど、適度にボリュームもあって美味しい。

そしてこのユースには子犬が2匹と子猫が1匹いて、おこぼれにあずかろうと寄ってくる。

フフ、かわいい奴らめ。
暗かったので写真ブレブレですけども。
　

宿を出発して、あまり本調子ではないことに気づく。気力・体力は充実してるものの、脚の疲労が抜け切れていない感じがする。休養日とは言っても昨日は自転車にも乗ったし、階段も結構登ったからかもしれない。

洛陽の街はゴミがあまり多くなく、道の舗装も悪くは無い印象。綺麗に整備された街路樹の下を走る。

　
今日からは少し山間の道。緩やかなアップダウンを繰り返して、少しずつ高度を上げる。といってもせいぜい3～400m程度の標高。これだけ西に来ても標高はほとんど上がってないんだから、中国東部はひたすら平坦な土地である。

周りを森に囲まれた山道を走っていると、突如街が現れた。しかも結構な大きさだ。地図で新安という大きな町があるのは把握していて、山間の平坦な場所にある街を想像していたが、もう完全に山のてっぺんにある。街を抜けるにも比較的急勾配のアップダウン。なんでこんな不便なとこに都市を造ったのか、ちょっとよくわからない。もともとは平地にあった街が、中国各地で見られるような急激な開発で山の上まで都市を拡大させたのか、あるいは鉱山等の産業があるのか。

↓山間にある感じが上手く伝わる写真を撮れなかった

　
関係ないけど、中国では「加水」と書かれた看板を良く見る。中国の大型トラックは給油だけで無く、まるで蒸気機関車のように給水もするのだが、どうやら負荷がかかったタイヤが過熱してバーストするのを防ぐための冷却水らしい。

　
えっちらおっちら登りながらもやはりイマイチ調子が出ないので、今日は早めに义马(Yima)という街でストップ。それにここを過ぎたらあまり大きな街は無さそうで、宿探しが大変そうだし。

初めての長旅で疲れが溜まってきてるのかもしれない。

　
【走行データ】
走行距離：66km
総走行距離：2119km