7/14 酒泉→清泉 (84km)

疲れてしまってやる気が出ないのでダラダラ。かといってネットの繋がりもあまり良くないので調べ事もブログも大したことはできなかった。

出発は11:30。ホテルの駐輪場の管理人のおじさんが優しく無邪気な笑顔をする人で、それが唯一あった良いことかな。手元にカメラがなかったので写真は撮れなかったけど。

6階の部屋からの眺め。たいした物は見えないけれど、値段もあいまって、2965mの峠よりも高く感じる!
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レストルームのコンセントのマーク
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とりあえず隣町の嘉峪关まで移動してから昼食にしよう。20kmちょっとの移動。近くの都市間を結ぶ道だけあって、道幅も舗装も文句はないけど、どうやら少しずつ登ってるらしくあまりペースが上がらない。

嘉峪关は整然とした感じの町。工場が多かったかな。13時ごろに昼食。酢に漬けた野菜が乗っていてニンニクが効いた冷たい(というか常温)麺。蒜拌碱面て書いてあったな。これは暑くて食欲がないときには良いかもしれない。まあ今の自分は暑くても食欲はモリモリとあるんですけど。

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嘉峪关には長城関連の遺跡がいくつかあるけれど、スルー。ただでさえ出発が遅かったし、寄り道するには少し遠かったりしたので。

この先に長城の終点がある、はず
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街を出てからは再び荒野の走行。相変わらず舗装の悪い細い国道を進む。緩やかな登り。

遠くに湖が見えた
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この道であってますよね?
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赤土
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火星ってこんな感じかもな~
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今日はひとつ試していることがある。それは長袖のTシャツ。強烈な日差しと乾燥なので半袖で肌を露出するのはそろそろ危険に思えてきた。なので、今日はメリノーウール(「冬暖かく、夏涼しい」という謳い文句の素材)の薄手の長袖Tシャツを着ている。出発時は少し暑く感じて汗もいつもよりかいているイメージだったけれど、今はそれほど普段と変わりないように感じる。少なくとも長袖を着る事のデメリットは感じない。

試しに片方の腕だけ袖をまくってみたけど、まくった途端に日差しの熱さを感じる。しばらくして袖を戻すと、今度は日差しが遮られて涼しく感じる。これはやはり長袖が正解かな。

 
夕方、モスクが現れる。改築中らしく真新しい印象を受けるが、なかの塔は歴史を感じさせる。
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これは何の植物だろう?
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途中のひまわり畑
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18時頃に清泉という町に到着。こじんまりとした感じの小さな町。宿があれば今日はここに泊まろう。
地図を見ていると果物売りの親子に声をかけられた。この街に宿があるか聞くと、あると言う。指を指されたほうを見ると、あ、確かに看板が。
お礼を言って去ろうとすると、お母さんの方が果物をひとつくれた。優しさが身にしみる。
多分これ、前に「特に美味しくはない」みたいなこと書いちゃったけど、すみません美味しくいただきます!

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とりあえず通りを町の端まで走ってみて、宿が3軒あることを確認した。同じつくりの平屋で外からは良し悪しがわからないので一番近いところに行ってみると、良い人そうな主人が迎えてくれる。部屋はそれなりだけど不潔ではなく、むしろトイレ・シャワーなんかは綺麗。20元だったのでここに決定。

夕食は羊肉拌麺。思いのほか羊肉のクせが無くてちょっと物足りない感じだったけど、冷えたビールがあったので満足。

小さな町。特に何もないけれど、静かで平和で、これで十分。

 
【今日のビール】
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西涼ビール。
普通の、味の薄い中国のビール。
でもラベルが気に入った。

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【走行データ】
走行距離:84km
総走行距離:4141km

カテゴリー: ビール, 中国(China) パーマリンク

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