8/12 昌吉→石河子 (124km)

ジン・リーは朝早くに出勤していった。彼女はこうやって旅行者を家に泊めるのは初めてだったそうだ。願わくは、我々のこの滞在が良い思い出として残ってくれれば。

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出発は10時ごろ。

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↓ここのゴミ箱はしっかり分別してるようだった
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これといって特に見所のない道が続く。快調に飛ばして進む。

昼前にケイさんのタイヤがパンク。運良く近くに日陰があったのでチューブ交換。チューブ交換自体はたいした作業ではないのだけれど、満載した荷物を一度外さなくてはならないのでかなり手間がかかる。

 
午後になってケイさんが道端に倒れている人を見つけた。声をかけても返事がなく、手足に擦り剥き傷があった。交通事故かと思って心配したけれど、結局はただの酔っ払いであったようだ。水だけ近くにおいてあげてその場を去る。

こういうときの二人の行動力は凄いなと思った。二人とも看護師でボランティア経験もあって、さすがという感じ。もし自分ひとりでいて困っている人に出会ったとして、ここまで躊躇無く手助けできるだろうかと思ってしまう。

 
16時、一番暑い時間帯をスイカ売りの屋台で過ごす。スイカの水分と甘さがとても美味しい。切り分けたスイカは、しばらくすると気化熱でわずかに冷たくなっていた。

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今日の目的地、石河子には20時頃に到着。ここでも地元の人の家に泊めてもらう予定でこれから待ち合わせ場所に向かうのだが、ここで今度はユキさんのタイヤがパンク。スローパンクだったのでとりあえずは空気を補充してホストの家についてから修理することにする。二人立て続けにパンクしたものだから「次は俺の番ですね」なんて笑いながら話していた。

 
ホストの人と合流して、家に行く前に夕食。今日のホストは26歳の男性で、一緒に住んでいるというお母さんと妹さんも夕食に参加。カワプ(串焼き)なんかをご馳走してもらう。

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夕食後は近くの集合住宅の4階までみんなで荷物を運び、自転車は敷地内の駐輪場へ。なんだかんだしていたら深夜の1時を回っていた。ハードワークだ。

人の家に泊めてもらうのは大変だ。良い出会いもあるし、お金もかからないけれど、そのかわり気は遣うし、時間や設備も当然思い通りにはならない。ずっとこの方法で旅を続けるとなると、俺なんかは疲れてしまうかもしれないな。
 

【走行データ】
走行距離:124km
総走行距離:5754km
 

カテゴリー: 中国(China) パーマリンク

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