8/19 托托→精河 (64km)

公安が来ることもなく無事に朝を迎えた。朝食は肉まんと油条と豆乳でガッツリ。準備をして10時に出発。宿を出るときに昨日の女の子が「Have a good trip !」と言ってくれた。

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急な坂を上って高速に戻る。おおむね下り道だが時々緩やかに上る。最初は調子よかったものの、今日もなんだか脚が重い。なんだろう、身体が鈍っちゃったかな。

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今日も荒野。植物は生えているが、砂が多く砂漠っぽい雰囲気もある。

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精河の少し手前で昼食。店もあったがあまり入りたいと思えるような雰囲気でもなかったので、手持ちのナンにコンデンスミルクをつけて食べる。

途中、ウイグル族の人が話しかけてくれた。中国語以上になにを言っているかまったくわからなかったけれど、とりあえず「日本から来た」と言うと“日本!遠すぎて目眩が……”みたいなジェスチャーをして驚いていた。なかなかお茶目だ。

↓途中にあったチベット寺院?
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ここからは一般道が復活していたのでそちらを走る。精河の町には15時位には到着。この町も外国人の宿泊制限があるようだが、昨日の時点でケイさんに宿の情報をもらっていたのでそこに行く。ネットとトイレ・シャワー付きで100元。中国東部を旅していたときの基準からすると高いけれど、ウイグル自治区で外国人がこの値段で泊まれれば良いほうだと思う。そういう意味では昨日の宿も“当たり”だったな。

 
時間に余裕があったので自転車とバッグの整備。タイヤの空気を入れてチェーンオイルを注して。オルトリーブのバッグのほうは、またしてもネジが緩んでいて、しかも樹脂のナットのねじ山が駄目になっていた。予備部品でもっていたステンレス製のボルトとナット(M4)に交換。
 

夕食は宮保鸡肉盖浇饭。この店は盖浇饭の種類が多くてしかもどれも15元。味も美味しくて良い店を見つけたけれど、明日の夜にはもういないんだよな……。

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帰りに市場があったのでフラフラと見学。

↓レバーのような形でフルフルとした何かを煮込んでいた。なんだろう。
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朝食用のパンとフルーツ、あとビールのつまみを買って宿に帰る。

 
こういうのをやっていると、やっぱり一人旅は楽しいなと思う。

宿を探して部屋を見て値切って、店でメニューを見て料理とビールを注文して、屋台で「これいくら?」と聞いて「じゃあこれとこれちょうだい」と言って買う。そういうやり取りが時たまスムーズに行くと、旅慣れてきたような気がして楽しいし嬉しい。

自分で考え、決め、行動し、その結果が返ってくる。それだけの事なんだけど、それが楽しい。

でももちろん、人と一緒に何かをやる楽しさも知っている。明日は仲間に合流だ。

 
【走行データ】
走行距離:64km
総走行距離:6154km

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