13時頃にモグさんたちが車で迎えに来てくれた。
今日行くところはカザフスタン国境、しかし、我々が目指しているコルガスではなく、ボルタラの北東にある阿拉山口(アラシャンコー)ゲート。特になにがあると言うわけでもないと思うが、カザフスタンでも眺めて帰ってこようということらしい。
ボルタラからアラシャンコーまでは車で1時間半くらい。町を出てしばらくは葡萄園や綿花畑が続く。モグさんの友達の話によると、このあたりの農地の80%は綿花畑だそうだ。
アラシャンコーの手前の検問でパスポートチェック。そこから少し走って国境についてゲートを眺める。土曜は国境が閉まっているのか、行きかう車は無かった。
国境の町を少し散策。最果て感が漂う。安そうな宿は多くあったが、ここは外国人は泊まれるのだろうか?
↓スキットルが15元と安かったので買ってみた。白酒でも入れるか。
それにしても、こっちの人のもてなしは凄いなと思う。ケイさんと友達だったとはいえ実際に会うのは初めての我々三人に対して、昨日の夕食をご馳走してくれただけでなく、今日は観光にも連れて行ってくれる。旅人はもてなすもの、そういう文化なのかもしれない。
そのせめてものお礼にと、今夜は日本料理を作って二人にご馳走しようということになる。定番になりつつある寿司と、今回は天ぷらも作ってみようということで、いったん家に荷物を置いてからケイさんと二人で近くの夜市に買出し。
しかし、買い物が終わって帰る段階になって酢がないことに気づく。これじゃあ酢飯が作れない!
ということで急遽、寿司は取り止めにして天ぷらと卵を使って卵とじ天丼にすることに。
インゲン、春菊、ソーセージ、なす。どれも思いのほかサクッと揚がってくれて美味しくできた!
でもアレだね、天ぷらって大量に作ると端から冷めていくから熱々を食べてもらいたいと思ってもなかなか難しい。
モグさんの友達がボルタラ産のワインを持ってきてくれたので、それを開けて乾杯。このワインは甘くなく、しっかりとしたワインだった。
昨日の夜からお世話になった二人。
明るく、仲良しな二人にはとても楽しい時間をつくってもらった。ありがとうございました。