9/4 小さな町のレストラン→野宿 (57km)

こんなとこで寝てました。Wifiも飛んでたりして。

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そしてまたしてもパンク。ここ最近パンクの頻度が高い。今回は何かが刺さっていたのではなく、リム打ちパンクのようだった。恐るべし、カザフの悪路。

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ハエが異常に多かったり、カエルがいたり猫がいたり、たのしい寝床でした。昨日のお兄さんに挨拶してから出発。
 
 
 
道中あったお墓。カザフはなぜか道端にぽつんとお墓があったりする。ケイさん説では自動車事故等でここで亡くなった人なのかもしれない。

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今日も風が強い。地図で見ると国道から外れて細い道が走っていて、それを行けば40km近くショートカットできそうだったので外国人登録に希望が持てたのだが、いざその分岐点についてみたら未舗装路だった。もしこれがずっと続くとなると100km近く未舗装路になりそう。ちょっとこれを走るのは微妙なところだ……。

結局、国道を行くことに。この道は山越えになりそうだからつらそうだな……。

 
 
もう走るしかないので黙々と漕ぐ。でもカザフの車はなかなかトキメクデザインが多くてよい。旧ソ連時代のものだろう。

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午後になって小さな町に到着。

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ここでキャンプのためにビールを買い(もう日課だ)、レストランで昼食を済ませる。今日もラグマン。中央アジアの食事は1週間で全メニューを制覇できるんではないだろうか。と言っても、ラグマンくらいしか食べてないけど。

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町を出てしばらくすると大きな渓谷があった。侵食で出来たと言うのが非常によくわかる地形で、地形好き(?)としては楽しいのだが、谷を下ったらまた上らなければいけないわけで、それだけが憂鬱。

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この谷を下っているときに悲劇が起きる。

ケイさんの自転車にくくりつけておいたビールが落下して缶が破裂してしまった。一日の終わりの楽しみが!

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少し残ったビールを大事そうにペットボトルに移し変える世界を駆ける男。

 
 
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谷を横切り坂を上るが、この坂の斜度がとんでもないものだった。この坂は由比で遭遇した道に匹敵するかもしれない。

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トラックも登りきれずにオーバーヒートしてた。
 
 
 
坂を上った先は延々と続く直線道路で、周囲は遮るもののない荒野。出来れば人目を避けられる場所でキャンプしたかったが、そんなものは周囲10kmには無さそうだったので、日が落ちるギリギリまで走って少しだけあった土盛りのあたりでキャンプ。

 
 
【今日のビール】

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ラベルに惹かれて買いました。味は良く覚えてません。
 
 
 
今日も結局、風や坂にやられてあまり距離を稼げなかった。なんというか、もうどうにでもなれという感じである。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:57km
総走行距離:6711km

カテゴリー: カザフスタン(Kazakhstan), ビール タグ: , , パーマリンク

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