【ビザ情報】アゼルバイジャン・ビザをビシュケクで取る（2014/09/22)

今回はビザ情報！
ビシュケクで取るアゼルバイジャン・ビザについて。
他にのサイトでもアゼルビザについての情報はあるけれど、中央アジアのビザ関連はちょくちょく状況が変わり、ネットの情報も1年違うだけで必要書類が変わってたりするので、一応最新情報ということでここに記しておく。

自分はこれからカザフスタンを通り、カスピ海を船で渡ってアゼルバイジャンへ行く予定。
アゼルバイジャンはビザが必要で、ここビシュケクの他にカザフスタンのアクタウ（カスピ海を渡る船が出る町）でも取れるらしいが、カザフスタンのビザがどれくらいの日数が発給されるかわからないので、今のうちに取得することにした。

しかしこのアゼルビザ、申請がなかなか面倒臭いのだ。

　
　
【必要書類】（2014年9月現在）
①パスポート
②4cm×3cmの顔写真（1枚）
③旅程表
④ホテルの予約確認書

①パスポート
当然必要。でもビザ申請してもホールド（大使館に預ける）はされないので、他の国のビザ取りも同時に行うことが出来る。
パスポートのコピーは不要。大使館での申請時にその場でコピーをとってくれる。

②4cm×3cmの顔写真（1枚）
ネットで他の情報（2014年のもの）を見ていると顔写真は2枚必要となっていたが、なぜか1枚だけで済んだ。理由はよくわからない。
因みに、自分は日本から持ってきた顔写真が4.5×3.5で少し大きかったため、わざわざ新しい写真を用意した。心配性なんです。
でも一緒に申請に行った人は大きめの写真でも問題なかった模様。
（一応書いておくと、Abdrahmanov通りとChuy通りの交差点にある地下街に顔写真を撮れる店があります。4枚で100ソム。普通のTシャツで撮影したのだけれど、仕上がった写真を見たらまさかのフォトショップ加工でスーツ姿になっていた！）

③旅程表（これが重要！）
そう、旅程表が必要なのです。
いやいや、自転車旅行で正確な予定なんて立てられるわけ無いでしょ。というわけででっち上げます。
自分の場合はここでのビザ取りとカザフ横断を終えるのが11月後半になりそうだったので、大まかに計算して11/20から10日間の旅程表を作成。この旅程表に書いた日数分のビザが発給される模様。
PCで作成した旅程表と下記の予約確認書はUSBフラッシュメモリに保存して、②に記した地下街でプリントアウトしてもらった。各1枚（A4)で10ソム。さくらゲストハウスの近所のゴーインの向かい側にもプリントアウトできる場所があるらしいが、そのときは閉まっていたので。

↓こんな感じ

上記の旅程表を提出した結果、シングルエントリーの10日間ビザが発給された。、有効期間が11/20から12/20までの一ヶ月間で、この期間内であれば入国はいつでも良い。
つまり旅程表に書いた入国日がそのままビザ有効期間の開始日になるので、旅程表の作成はしっかり予定を確認して行ったほうが良い。

④ホテルの予約確認書
そんなものまで必要なのかよ！と叫びたくなるところですが、
先人たちの教え（ネットの情報）通り、キャンセル料無料のBooking.comで予約。
アゼル入国初日のホテルだけを予約し、その予約確認ページをロシア語でプリントアウト（A4)。

この予約確認書、サイトによって（取得時期によって？）情報がまちまち。「Booking.com等の予約サイトではダメ」だったり「ヒルトン等のホテルに直接メールして送ってもらったバウチャーでないとダメ」、はたまた「初日だけでなく旅程表に書いた全日程分の予約確認書が必要」となっていたり。
でも結局のところ、今回は「初日の分だけ」の「Booking.comの予約確認ページのプリントアウト」で大丈夫だった。

　
　
【アゼルバイジャン大使館】
場所についてはネットで沢山情報が出ているので調べてください。さくらGHから徒歩で行ける。
申請・受領の時間は月・水・金曜日の午前10時～12時30分。

　
　
【料金】
無料。

　
　
【取得までの日数】
5営業日。
自分の場合は月曜に申請して、翌週の月曜に受け取り。

　
　
【実際の流れ】
9/15 申請
必要書類を持ってアゼル大使館へ。10時少し前に到着。他に待っている人はいない。警備員のおじさんがいて入り口を教えてくれる。結構フレンドリー。ビザ担当の職員（大使？）はまだ来ていないらしい。

10時17分に職員到着。あなた遅刻ですよ。

すぐにドアを開けてくれて中に入る。ドアを開けるとすぐその場がオフィスのようになっている。役場的な所（窓口があって、記入台があって）を想像していたので意外。

申請書をもらってその場で記入。職員と面と向かってなので少し緊張する。申請書には英語も書かれているので英語に不自由の無い人なら問題ないと思うが、自分は苦戦。一緒に行った人に聞きながら記入。
記入に時間がかかったり間違えたりして徐々に職員がイライラしてくるのがわかる。というか露骨に態度に出される。
でも基本的には丁寧な対応で、わからないところも教えてくれる。

この場で「自分は自転車旅行で予定が立てづらいので、ビザの日数を多めに発給して欲しい」と言ってみたが、それならば旅程表の日数を増やして提出してと言われた。どうやら申請した旅程表通りの日数のビザが発給されるようだ。
出直すのも面倒臭いし、旅程表に書いた10日間でもグルジアに抜ける分には問題なかったのでそのまま提出。

ビザの発給予定は10日後だと言われる。マジか！
一応、来週の月曜に電話をして確認してくれと言われて、大使館の番号が書かれた紙を渡されて終了。

9/22 受け取り
先週言われたとおり、月曜の午前中に電話をしたら出来ていると言われたのですぐに取りに行く。

大使館に着くと先客がいたが、その人が終わってからすぐにパスポートを渡し、10分ほどしてからビザを張ったパスポートが返された。
特に問題なく終了。

10日間の旅程表を書いて提出したら10日分のビザが発給された。同行した人は1週間の旅程表でも10日分のビザだった。

以上です。