9/22
朝、帰国するアヤさんを見送る。ビザ問題は大変だったようだけど、今回はキルギスを見に来たと思ってウズベキスタンはまた次の機会にリベンジしてもらえたらと思う。
↓アヤさんと、バス停まで見送るヤスコさん
アゼル・ビザができているか確認するために、マサキ君が大使館に英語で電話してくれた。するともうできているらしく、すぐに取りに行く。
大使館に着いて職員にパスポートを渡し、10分ほどしてからビザが張られたパスポートを返してくれた。
発給されたのは10日間のシングルビザで、有効期間が11月20日からの一ヶ月間。これは11月20日にならないと入国できないという意味なので、あまり早く着いてもアクタウで足止めされてしまうことになる。11月20日というのは、カザフ内をひたすら自走したとしても少し早めに着いてしまう日程だ。まあそんなにサクサクとは進まないかもしれないけれど、どちらにしろアゼルバイジャン以降がかなり冬に食い込んでしまうことになる。どちらにしろどこかで冬は迎えることになるのだが、トルコの移動なんかはなかなか辛いものになりそうだ。
↓帰りに焼きたてのナンを買う。焼きたてだと外は香ばしく、中はモチモチで非常に美味しい。
↓マサキ君がなぜかすきバサミを2本も持っていて、そのうちの1本をくれたので自分で散髪。若干スッキリ。
↓冷凍の水餃子のようなものを買ってみた。ラベルが可愛い。
夜になってアヤ.Kさんがナリンから帰ってきた。ナリン方面はもうシーズンオフでかなり寂しかったそうだ。
この日は他に世界一周中の大学生・シュン君や、弾丸旅行中のジンさんといった面白いメンバーが集まった。このジンさん、今年だけですでに60ヶ国に行っているらしく、その弾丸ぶりは凄まじい。ほとんど毎週のように海外に出て数カ国を回ってくるようなスケジュールだ。自分でやろうとは思わないけれど、ここまでくると何か新しいものが見えてきそう。ぜひとも「弾丸ツアー」というジャンルを貫いてそれをブログか何かに公開してもらいたい。
9/23
ビザが取れたのでもう出発できるのだけれど、ブログ作成を言い訳に滞在延長。ここまで長く滞在してしまうと出発が億劫になってくる。バックパッカー用語で言うところの「沈没」というものに近いかもしれない。
ハンドルのバーテープがそろそろ限界に近かったの。本当はここでバーテープを入手するつもりだったのだが見つからなかったので、自己癒着ブチルゴムテープで補修。
今夜もみんな集まって飲み。今日はキルギス人の奥さんを持つワタルさんという人がいて、この人もなかなか面白かった。
アヤ.Kさんは明日帰国。早朝の飛行機なので、宿までタクシーを呼んでもらって深夜に出発する。
アヤ.Kさんのおかげで、ビザ取りだけで終わりそうだったビシュケク滞在に良い思い出ができた。感謝。彼女もまた長期の旅を計画してるらしいので楽しみだ。
9/24
今日は不要な荷物を日本へ送った。
場所はチュイ通りとソビエツカヤ通りの交差点の角にある時計塔の近くにあるEMS。約2kgで送料が2245ソム。意外と高い。3週間くらいで着くと言われた。因みに梱包は向こうでやってくれる。
その足でチュイ通り沿いにあるBETAというトルコ系のデパートへ。ここの3階にアウトドアウェアのショップがあるので、今後のことを考えて防寒着を見に来た。
ノース・フェイス等の有名ブランド品が並ぶが、基本的にはどれも偽物らしい。まあ偽物でも(レインウェアでもなければ)別にかまわないのだが、それにしてもあまり安くはない印象だ。ノース・フェイスの中厚手のジャケットが気になったのだが、それが3150ソム。偽物と割り切ったとしても、微妙に思い切れない値段。
ここに連れてきてくれたヤスコさんも同じような感想らしく、それならば観光ついでにアルマティまで行って本物を買ってくると言っていた。自分も今回は確実に必要になるであろうグローブだけを購入。1100ソム。
このデパートの正面にKFC発見。KFCてアレですよ、正真正銘な方のKFCですよ(キルギス的な意味で)。
その近くの売店で買い物してる女性がMacのノートブックを剥き身で持ち歩いてるのを目撃して、ビシュケクは意外と安全なんだなと思った。
夕食時にヤスコさんがイシククル湖で買ってきた魚の燻製をみんなで頂いた。とても美味しいのだけれど少し塩気が強く、炊き立ての白いご飯が恋しくなってしまった。
9/25
今日こそさくらGH最終日。ブログを書いたり、他のアウトドアショップに行って見たり。
昼食はこの前買った水餃子。
ブログは結局、まったく追いつかなかった。そうなるとまた滞在を伸ばしたくなってしまうが、もうそろそろ動かなくては。少しのんびりしすぎた。
と言ってもまあ、予定なんてあってないような旅だ。こういうのもたまには良いだろう。
夜にベッド周辺に広げた荷物をまとめていると、ああいよいよ出るんだなという気分になってくる。しかし明日はとりあえずケイさんたちに合流する予定。ビシュケク滞在はもう少し続く。