10/28 アラリスク→アクタウ ―列車移動2日目―

昨日の昼間に散々寝たわりには夜もしっかり眠れた。暖房が効いているので寒くも無い。

しかしそれ以降も寝たり本を読んだりして過ごす。

車窓からは愛も変わらず荒野が続いているが、時々雪が残っていたりする。

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ウズベキスタン方向へ向かう列車が出るベイナウという駅を過ぎると乗客が減っていくらか快適に。

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アクタウが近づいてくると風景が変わってきた。Googleマップの地形図でなんとなく予想はしていたが、なんともダイナミックな地形で、これは自転車で走りたいと思った。そしてここでキャンプがしたい。

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定刻より少し送れて19時半にアクタウの最寄り駅、マンギスタウに到着。もう暗くなってきているので急いで自転車の準備をしてアクタウへ向けて走り出す。

アクタウまでは20km弱で、1時間ほどで到着。宿もあらかじめ調べておいたKeremetへ。この宿はリゾート地であるアクタウで唯一であろう安宿で、ここからカスピ海を渡る旅行者の御用達の宿でもある。

ドミトリーが1500テンゲ、トイレつきのシングルが2000テンゲ。共同シャワーがあるが今は工事中でお湯が出ないらしい。とりあえず自転車を安心して保管したいのでシングルに泊まることにする。最初は部屋に自転車を持ち込むことを拒否されたが、「お願いっ!」と粘っていると向こうも諦めて許してくれた。

部屋はボロく、若干臭く、そして寒いが、我慢できないほどではない。

この日はドミトリーに日本人のバックパッカーのカップルが泊まっていて、少しだけ情報交換。まさかここで日本人に会うとは思わなかった、意外にいるもんだな。

そういえばアクタウは「アクタウ時間」が適用される。カザフ東部にある首都・アスタナとは1時間のずれがあり、日本との時差はマイナス4時間。
 
 
 
いよいよカスピ海までやってきてしまった。ここを越えればコーカサス。

しかし列車でたどり着いたいま、達成感というものは感じられずにいる。
 

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