11/8 アクタウ→アクタウ港 ―待ちぼうけ―

昨夜から何度かフェリーターミナルへ電話しているが、今朝になっても繋がらない。今現在、船がどういう状況なのかわからないが、仕方ない、もう直接行くしかないな。

荷物をまとめて9時前に宿を出る。ケレメットにも長居をしたが、最後のほうは暖房もホットシャワーもあったから意外に快適だった。
 
 
 
久しぶりに乗る荷物満載の自転車は非常に重い。懸命に漕いでもなかなかスピードが出ない。これはバクーから出るときが思いやられるな。
 
 
 
ケレメットからフェリーターミナルまでは約8km。途中に店があったら残ったテンゲを消費しようかと思ったが、どこも閉まっていて何も買えなかった。

フェリーターミナルは複数のブログで紹介されていたので迷わずに到着。

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カザフ入国からここまでの走行距離は1233.6km。海抜は-24m。

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中には英語が少しだけできる職員がいたので船が何時に出るか聞いたら「多分23時ごろ」といわれた。23時て!

しかも詳しく聞き損ねて、23時に船が「入港する」のか「出港する」のかわからないけれど、どちらにしろまだ13時間以上ある。しかもネットの情報によると、そこからまた遅延する可能性もあるようだ。

いったん街に戻ってネットでもして時間を潰そうかと思ったけれど、荷物満載の状態で街まで往復するのも面倒臭いし、それに万が一出港が早まったら大変だ(ないとは思うが……)。まあいくつか暇つぶしの道具もあるので、待合室で待機することにした。
 
 
 
小説を読んだりウトウトしたりして時間を潰す。

少ししてから欧米人の男女のバックパッカーが来た。彼らは昨夜、この近くにテントを張って過ごしたらしい。彼らによるとケレメットで一緒だったスペイン人サイクリストのフェルナンドも一緒だそうだ。仲間がいるのは心強い。

昼頃になってその3人が待合室に集まってきて、少し話をしたりして過ごす。

女性のバックパッカーが小説(洋書)を貸してくれたので頑張って読んでみるが、ほとんど読解できない。でもこれも勉強だと思って辞書を引きつつ読み進める。まあ他にやることもないし。
 
 
 
ターミナル内は椅子とトイレがあるだけで、売店等は無い。ただ、お湯は言えばくれるのでインスタントラーメンくらいなら食べられる。ネットは無し(Wifi飛んでいるがパスワードは教えてくれなかった)。
 
 
 
夜は3人がビールを分けてくれた。ありがたい。

しかし相変わらず酷い英語力でなかなか会話に入っていけない。折角だからいろいろ情報交換したり話題を提供したりしたいのだが……。ちゃんと英語を勉強しなくてはな……。
 
  
 
結局、今夜は乗船できそうになく、どうやら明日の朝になるようだ。ある程度予想していたからそれほどショックは無いが、それでもこれ以上は延びないで欲しい。
 

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