午前中はネットをしたりして過ごす。。その間に昨日来た日本人BP3人組は出発し、入れ替わるようにしてバングラディシュ人がやってきた。この人はここで仕事を探していて、このホステルにもしばらく滞在するらしい。物価高のバクーの安宿にはこういう需要もあるのか。
アゼルバイジャンには滞在登録制度があり、アゼル国内に3日以上滞在する場合は3日以内に移民局で滞在登録をする必要があるらしく(入国後にこの事実を知るという迂闊さ)、その登録手続きをホステルの主人に依頼したのだけど、昼頃になってその主人がやってきて、「登録は必要なくなった」と言われた。
なんでもまさに今日から制度が変更されたらしく、10日以下の滞在なら登録は必要なくなったという話だ。一応は10日以内にアゼルを出国する予定なので手間が省けて良かったのだが、新制度というのは施行する側の末端の職員も影響を受ける側も正しく理解していない可能性が高いので、「本当に大丈夫なの?」という不安が拭いきれない。
(結果としては何の問題も無かった。詳細は海外安全ホームページ等を参照)
良い雰囲気の生活感が滲み出るホステル。
昼過ぎに自転車店へ買い物。CUBEというブランドのチェーンオイルを買ったのだが、実際に使ってみたらシャバシャバ(粘度が非常に低い)で、潤滑性能はあまりよくなさそうだった。13マナト(2000円弱)もしたのに……。
午後は旧市街を散歩。
夕方に少しだけ余っていたカザフスタン・テンゲを両替する。旧市街の城壁のすぐ外にある両替屋で両替したのだが、レートが非常に悪く、1900テンゲが4マナトにしかならなかった。為替レートだけで言えば8マナトくらいにはなってほしかったが。
そんなことを考えながらATMで100マナトを引き出したら現金を受け取り忘れるという大失態を犯した。5分くらい歩いてから気付いてすぐに引き返したのだが、当然既に誰かに持ち去られていた。100マナトと言ったら15000円位の大金なので大損失である。何をやってるんだか……。
夕食は庶民的な食堂でドルマを食べる。これは挽肉と米を葡萄の葉で包んで煮込んだ料理で、酸味の効いたヨーグルトをかけて食べる。味は悪くないのだが、葡萄の葉が少し硬いかな。
宿への帰りに商店で1.5Lビールを買って帰る。100マナト損失の件で飲まずにはやっていられない。
寝る前にトシヤさんと少し話す。その中で出た話題なのだが、ここの旧市街は上水道にフィルターが設けられていて、水道水をそのまま飲むことが出来るそうだ。すごいな、さすが先進国、いや先進都市といったところか。
これが田舎のほうに行ってどう変化してくるのか。明日からの移動が楽しみだ。
ピンバック: 11/19 アグスタファ→ルスタヴィ手前で野宿 (71km) ―グルジア入国― | ちょっとユーラシア横断してくる