今日から新たな地を走り出す。なんだかんだで久しぶりの走行だ。
朝食の前にトシヤさんがコーヒーを淹れてくれた。バクーで買った豆を挽いて淹れてくれたコーヒーは、自分にとってはこれまた久しぶりの“まっとう”なコーヒーでとても美味しかった。
少しだけネットをしてから10時前に出発。いつも路地の入り口にいる子猫が宿まで来ていたので、トシヤさんと一緒に出発を見送ってくれた。
↓セルフタイマー後の撮影が連写モードになっていて変な顔が撮れたの図
バクーは坂が多く、また交通量も多いので気を遣う走行。しかし久しぶりの走行のわりには体の調子は良い。
バクーの市街地を抜けてもしばらくは住宅地が続く。丘陵地帯でアップダウンを繰り返す。
↓石油のイメージが強いが、風力発電所もあるようだ
休まずに昼間で走り続けてやっと市街地も抜けた。アゼルバイジャンの郊外はなんとなく木が多そうなイメージだったが、そこは乾燥した丘陵地帯。
レストランに入り損ねたので手持ちのパンとサラミで昼食。これはこれで美味しいから良いのだが、でも折角だからアゼルバイジャン料理を色々試したいな。多少高くとも、ここはケチってはもったいないもの。
街を抜けてから南風(横風)が強く、気温は15℃以上はありそうだが止まっていると少し寒い。序盤は快調だったペースも風の抵抗で落ちてきた。
アップダウンが続いた道も、そろそろ本格的に登り始める。標高差はそれほどないものの、斜度は結構きつい。
因みにアゼルバイジャンのドライバーの運転マナーは、今のところ特に悪いという印象を受けない。追い抜くときにちゃんとスペースを空けてくれるドライバーも多いし、少なくともカザフスタンより悪いという事は無さそうだ。でもドライバーの愛想はカザフの方がよかったかもしれない。
標高300m程度の峠を越えてからはいったん下り、また徐々に登り始める。
アゼルに来て使用されているロシア語の量が減っている気がする。カザフではロシア語で商店を意味する「магазин(マガジン)」という言葉が看板に使われていたが、アゼルは今のところどこも「Market」という看板が使われている。ここの店の人もロシア語ではなくアゼルバイジャン語で話しかけているようで、何を言われてるのかさっぱりわからなかった。
久しぶりの走行開始初日なのでさすがに疲れが出てきた。休憩しつつゆっくりゆっくり登る。
頂上付近では植林がされていて、タンクからホースを引いて水を供給しているようだ。結構本気の緑化事業だ。
17時ごろに峠を越えて下り始める。しかし18時くらいまでは走ろうと思っていたのだが、その前に太陽が山に隠れてしまったのでキャンプ地を探すことにする。
日が短くなったというのもあるが、アゼルバイジャン時間になって太陽の位置と時間の関係が日本にいるときの感覚に近くなっていて、18時を過ぎるともう暗くなってしまう。これは感覚を切り替えて朝は早めに出発しないと距離が稼げ無さそうだ。
滞在登録をしていないと入国から10日以内に出国しないといけないようなのであまりゆっくりはしていられない。明日は早めに出発しよう。
【走行データ】
走行距離:74km
総走行距離:8978km
あけまして、おめでとうございます!!
今頃はイスタンブールでゆっくりしてますか?
この冬は記録的寒さ!!めげてます。平和な正月。でも大荒れになりそうな1年です。
帰ってきて浦島太郎にならないように・・・・・・。
寒いヨーロッパ楽しんで(?)下さい。
春が待ち遠しい<クマ>より
おくれましたが、あけましておめでとうございます!
こちらも年末年始は雪が降ったりして大変でした。
今日も降ってるし……。
もうすぐギリシャ。
ほんとに春が待ち遠しいですね。