昨日は疲れて寝てしまったので、朝起きてから日記とブログを書く。出発は9時前。夜のうちに雨が降ったが、今は晴れ間も見える。
雨上がりで澄んだ空気の中、街を抜ける。朝から開いている八百屋さん、働いている人々。そういうのを「旅人」という日常から外れた立ち位置で眺めるのが面白い。
しばらくは谷間を行く。道は高速道路のようで面白みのあるものではないが、そこから眺める谷底はいたって平和そうで、ここでキャンプしたら楽しいだろうな、などと考えながら走る。
谷を抜けてからは緩やかなアップダウンを繰り返す高原地帯。上り坂ではペースは落ちるものの、追い風と緩やかな長い下り坂のおかげで距離は稼げる。
昼時になって、町まではまだ距離があったので昨日買ったお菓子で昼食。
トルコに入る前は「トルコ内陸部の冬の寒さ」を警戒していたが、実際に走ってみると全く問題ない。数週間前に長期予報で見たときには夜がかなり冷え込みそうだったが、今のところは東京の冬と同じような寒さ。これがいつも通りなのか、あるいは平年より暖かいのか。
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↓夏の青い空と緑の葉のポプラも綺麗だったが、葉を落としたポプラもシルエットが綺麗だ
14時ごろに町に差し掛かったので食料(というかビール)を買う。小腹が空いたのでついでにドネル・ケバブでも食べようかと思ったが、入りやすそうな店を見つけられないまま町を抜けてしまった。
町から少し走ったところにガソリンスタンドに併設のレストランがあったが、なんだかわからないイモを満載したトラクターを撮っていたら走りすぎてしまった。
その先には周辺で収穫した大量のイモを集積している場所が。なんだろうこのイモ?
今日はどこも見晴らしの良い農地ばかりでなかなかキャンプ地を決められない。途中にあったガソリンスタンドの敷地にテントを張らせてもらおうかとも思ったが、日没まではまだ少し時間があったのでスルー。ビールを買って楽しい夕食が待っているので、やはり出来れば誰もいないところで気楽にキャンプをしたいところ。
ガソリンスタンドの少し先の丘の斜面に良さそうなところを発見。道路からは少し見えてしまうが、距離も離れているし問題ないだろう。
今日もまた見晴の良い場所。遠くには町の灯火が光っている。
今日は夜中に怖い思いをせずにすむと良いが。