この日はやたら写真が多いので、12/17分は2回に分割。今回はその前編。
朝の気温は-1℃。思ったほどは冷え込まなかった。ボトルの水は凍らず、でもテントはシャリシャリ。
夜が明けていく様を眺めながら朝食。
朝食を食べてから散歩。独り占めだ。この辺はそれほど「いかにもカッパドキア」というような奇岩は多くないが、それでも悪くない風景。
キャンプをしたくなるような場所がいくらでもある。
時々、岩壁に穴があけられている。いつ誰が何のために掘ったのかは不明。
歩こうと思えばいくらでも歩けてしまうくらい楽しい地形だが、キリが無いので帰宅(帰テント)。二度寝をする。優雅な生活だ。
出発は11時頃。まずはオルタヒサルという町へ移動する。
ここには岩山を利用したかつての要塞がある。入場料は2リラ。自転車を置いて中に入ると、ハシゴのような急な階段を登っていく。
軟らかい岩質とはいえ、これを人力で掘ったのかと思うと驚くしかない。
そしてまた、これが崩れずに残っているのだから、この辺は地震がないのだな。
頂上からはとても見晴らしがいい。カッパドキアの地形の形成に大きな役割を果たしたエルジエス山も見える。
上から見ると、歩いてみたい谷が沢山あるなぁ。
登り以上に下るときの方が怖い階段を下りて麓へ。
オルタヒサルで軽く昼食をとってからギョレメへ向かう。ギョレメはギョレメ国立公園内にある町。カッパドキア観光の拠点と言っていいだろう。
ギョレメ方面の道と幹線道路がぶつかる交差点に見晴台があったので寄ってみる。ここにもこれまた教会か砦であったであろう遺跡が残っている。説明は特に無かったが、この辺にはこういう所がいくらでもあるのだろう。