12/24 ベイパザル→ナルハン (66km)

2度寝、3度寝としたら7時前。まあ、今日は焦らなくて良いや。

朝食をとり、昨日の分のブログを書いていたら出発は9時半。部屋の窓からは運動場で授業をする子供たちの姿が。

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自転車に荷物を取り付けていると、近くにいた女の子たちが興味深そうに眺めてくる。僕は子供の相手が特に得意というわけでもないので少し話しただけで終わったが、子供好きで積極性のある人はこういう「ティーチャーズ・ホーム」は訪れてみてもいいかもしれない。恐らく先生たちも喜んで受け入れてくれるだろう。

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空気は冷たいが雲の無い青空。風も無いので過ごしやすい。

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それにしてもなにやら不自然な雲がモクモクと立ち上っている。煙なのか?
 
 
アップダウンがひたすら続く道を20kmほど進むと、発電所らしき建物から大量の水蒸気が。これって正常な状態なの?

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小さな町のロカンタで昼食。手羽元とジャガイモの煮込み。概ね見た目から想像した通りの味で、想像通り美味しかった。

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食後にチャイを飲んでホッと一息ついてから、隣の商店で買い物。そしたらなぜか新聞をオマケでもらった。
 
 
天気も良いし、今日はもうそのへんでキャンプしてしまっても良いなぁ。

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とか思いつつもなんだかんだ進む。とりあえず次の町を過ぎてからキャンプしよう。

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羊の群れを導く親子。

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途中で薬莢を拾う。

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拳銃の弾だ。事件性は無いと思うが……。

そういえば時々、道路標識に小さな穴が空いていることがあるが、アレはまさしく弾痕なのだろう。

 
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とにかくひたすらアップダウンで、平坦な道がほとんど無い。たいした登りでは無いけれど、そのぶん下りも短いので休む暇が無い。

夕方になって山間にあるナルハンという町が見えてきた。こんなとこでも人口は約3万人でそこそこの規模。目立った産業があるようには見えないが、いったい何で成り立っている町なのだろう。

まあある程度人口が多くなってしまえば、仕事なんてのは勝手に生まれてくるものなのかも。

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小奇麗なジャーミィ(モスク)。

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水とコーラだけ買って(ビールは既に入手済み)町を抜けたが、さっきの町がなんとなく気に入ってしまった。特にどうってことの無い小さな町だが、そういうところに泊まるのも悪くない。

町を出て2~3kmは進んでしまったが、引き返そうか迷う。本当なら節約という意味でもキャンプしたいところだが、昼間とは環境も変わってこの先に気持ちの良いキャンプ地があるかは微妙なところ。

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いつもなら「もう通り過ぎちゃったし、まあ良いや」と進んでしまうのだが、今日は散々悩み、コイントスで「先に進む」と決まってからも「いやぁ~……」と悩むという意味の無いコイントスに時間を費やし、結局引き返すことにした。
 
 
ホテルがある事はわかっていたのでさっそく値段を聞きに行くと、トイレ・シャワー・Wifiつきの30リラの部屋を25リラに負けてくれたのでここに泊まることにする。
 
 
荷物を置いて少しだけ散歩をする。カイセリで味をしめたので、さっき通りかかったジャーミィを見学することにする。丁度、夕方の礼拝の時間だったので、それが終わってから中に入る。

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いろいろと眺めているとこのモスクのイマーム(というらしい。礼拝の導師のこと。)に話しかけられたので、スマートフォンの翻訳機能を使いながら少しだけ会話。

小奇麗なジャーミィだなと思ったが、実は1771年建造らしい。恐らくかなり改修されているのではと思うが、それにしてもそこまで歴史のあるものだとは。
 
 
 
ホテルまでの帰り道で耳当てを買う。トルコ内陸部が思ったより寒くなかったし、ヨーロッパも沿岸部を通るつもりなので必要ないかなと思ったが、3リラと安かったので購入。

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夕食は今日も自炊。そうだ、クリスマスだし、今日はカレー味だ!関係ない!
 
 
【今日のビール】

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マルマラ。マルマラ海周辺のビールだろうか。EFESよりは味が濃い目。

カレーとビールで、クリスマス色の全く無いイブの夜を心穏やかに過ごせました。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:66km
総走行距離:11355km
 

カテゴリー: トルコ(Turkey), ビール タグ: , , パーマリンク

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