昨夜から泊まっている宿はスィルケジ地区にあるハーモニー・ホステルというところ。先を走っているカズヤさん(グルジアで一緒に走った)に教えてもらった場所だ。ここはドミトリーのベッドが二段ベッドではなく普通のシングルタイプで部屋も広いのでくつろげる。スタッフはフレンドリー、そこそこの大きさのロッカーもあるし、トイレとシャワーも部屋に付いてるので良いのだが、部屋にはWifiが飛んでいないという欠点がある。ネットが出来るのは受付周辺と共有スペースのみなのだが、受付はほとんどスペースが無く現実的にはゆっくりとネットを出来るような環境ではなく、共有スペースでもWifiが途切れがちで快適なネット環境とはいえない。ブログを進めようと思ったが、当てが外れたな……。
そうは言っても今後のルートとかも考えなければならないので根気でネットで情報収集をし、昼頃から外出。
前に1度来た「バルカン」というロカンタへ。ここはガイドブックに載っていたのだが、安いし旨いのでオススメ。観光客向けの高いレストランが多いこの辺りではありがたい存在。スルタンアフメットの宿からは少し遠かったが、今のハーモニー・ホステルからは徒歩5分なので、これは通うな。
チョルバとピラフで4.5リラ。(パンは有料かも)
食後はリュステム・パシャ・ジャーミィへ。ここは内装のタイルが綺麗らしいので見てみたい。
写真右のモスクがリュステム・パシャ。商店街の上に建てられている。
この入り口のわかり難さゆえか、はたまた入り難さゆえか、観光客はあまりいない。
それほど大きいジャーミィではなく、落ち着いた雰囲気でいい。タイルも確かに綺麗な色だ。
↓壁面に一枚だけはめられた不思議な柄のタイル。中心に描かれたのはメッカのカアバというやつだろうか。
↓天井の木の細工も綺麗
リュステム・パシャの周辺は細い路地がいくつも走っていて、商店が軒を連ねている。
↓安くは無さそうな工具を店先に無防備に置きっぱなしにしているんだから、安全といえば安全なのかも
↓ベルトのバックルを専門に扱う問屋
適当に歩いていたらなにやら立派なジャーミィにたどり着いた。スュレイマニエ・ジャーミィというところらしい。発音しにくい名前だ。
白く整った感じの綺麗なジャーミィ。
ココレッチを食べる。羊だか牛だかの腸をあぶり焼きにして、細かく刻んでトマトとスパイスと共に炒めたものをパンに挟んで食べる。
臭みを消すためかハーブと唐辛子がふんだんに使われていて、結構辛い。ビールにあう味。
ガラタ橋は今日も釣り人で賑わう。
ときどき魚を売っているらしき人も見かける。そうだよね、この熱意、趣味だけじゃないよね。
ガラタ塔の近くに自転車屋があると言う情報を得たので行ってみる。
夕暮れとモスクの組み合わせは最強。
夜もバルカンで夕食。
なすと挽肉の煮物、それとピラフ。これで8リラ。
いやー、今日は天気も悪くなかったし、イスタンブールの街歩きは楽しい。