1/27 アレクサンドルーポリ→コモティニ(Komotini) (70km)

天気は曇り。雨が降り出さないうちに、と準備を進めるが、スマホの地図アプリのMaps.meが動作しない。アプリを起動するとスマホ本体が強制的に再起動してしまう。これが使えないと結構不便なことになってしまうので暫くいろいろいじっていたのだが治らず。しかし、半ば諦めて暫く放置しておいたら、いつの間にか治っていた。この不安定さはなんだろう。
 
 
↓朝食は近くのパン屋で買ったほうれん草入りのパイ(1.5ユーロ)
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そんなことをしていたら準備が遅れ、出発は10時半。昨日のロシア人のおじさんはいなくて、別の人に見送られて出発。

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↓朝食を買ったのと同じ店で、昼食用のミートパイを購入。1.8ユーロ。
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アレクサンドルーポリは夏は賑わっているのだろうリゾート地。

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厚い雲が低く垂れ込めたエーゲ海。

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ギリシャの道端にはよくこういうミニチュア教会のようなものが置いてある。これは「ここで交通事故を起こした人を弔う為のもの」というような記述をネットのどこかで見たのだが、実際のところどうなんでしょう。もう少し観察してみよう。

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空は雲って日差しは無いが、気温は約10℃とそれほど低くない。道も登りなので多少汗をかく。

周囲にはオリーブ畑。キャンプをしたら非常に気持ち良さそうだ。

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山は岩が多いが低木で覆われており、今までのトルコとは環境が変わってきているのを感じる。地中海沿岸地域に入ったのだ。どことなく春を感じさせる風が吹く。

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今日は小さな峠を越える。標高は約260m。今までとの環境の変化を楽しみながら、ゆっくりと登る。

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↓こんな石だらけの土地でもオリーブは育つのか
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↓峠から見えた村にはミナレットがあったので、ムスリムが暮らしているらしい
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峠を過ぎてから寒くなってきた。気温が下がったのか、下りで体が冷えたのか。こういうときに魔法瓶で温かい飲み物が飲めるのはとてもありがたい。バス停の椅子に座って昼食を食べ、午後の走行を開始。

坂を下っているとサイクリストと遭遇。イングランドとスコットランドの二人組、ここから中国まで行くそうだ。彼らもカスピ海をフェリーで渡るらしく、「ちょうど反対方向のルートだね」と話す。

この先の道路情報を交換して別れる。

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今日はペースがいまいちだが、サイクリストと会って元気が出たので気分はよい。

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途中の小さな町にあった小さな教会。人々の生活にちゃんと根付いてる雰囲気が出てる。

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今日もアップダウンが続くが、イスタンブール前後に比べれば平坦な道。

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↓この辺は綿花の畑をちらほらと見かける
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夕方にコモティニという町に到着。今日は節約のために野宿するつもりなので、商店で買い物を済ませる。今日のここまでの感じだと、野宿できそうな場所はあまり無さそうなので、町外れのGSにでもキャンプさせてもらえないか聞いてみよう。

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そう思っていたのだが、いざ町を出ようというところで安そうなホテルを発見。値段を聞いてみたらトイレ・シャワー共同の部屋が20ユーロで、値切ったら15ユーロになったのでここに泊まることにする。

……天気が悪いとついつい宿に逃げてしまう。

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↓部屋の唯一の暖房は小さな温風送風機
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少しだけ散歩をしてからスーパーへ。

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ここではアウトドア用ガスコンロのガスが売っていた。僕が持っているコンロは燃料の入手性の関係でガソリンコンロだが、ヨーロッパであればガスでも問題ないのかもしれない。
 
 
ヨーロッパに入ったらワインでしょう。ということで買ってみたこちら(約4ユーロ)。飲んでみたらジュースのような甘さ。ハズレだ……。(まあジュースと思って飲めば悪くない味だけど)

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それともう一つ試してみたこちら、チプロ。

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ギリシャにも蒸留酒があり、これは葡萄を原料としたもの。トルコのラクゥと似た、ウゾという酒があるが、チプロはそのウゾにアニスの香りを付けてないもの、らしい。というか、そもそもチプロが先で、ウゾが「チプロにアニスの香りを付けたもの」なのかも。さらにいえばラクゥとウゾってどっちが先なの?

まあそれはともかく、味はラクゥと同じように結構甘い。肝心の香りのほうはよくわからない(最近鼻がつまり気味でねぇ)。またこの酒は水で割ると白濁するという不思議な特性を持っている。写真撮ってないけど。

そんなほとんど参考にならないテイスティングを披露しつつ、今夜は一人でひたすら酔っ払っていくのであった。
 
 
 
【今日のビール】

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ワインだけでなく、ビールもちゃんと買ってますよ。MythosとAMSTEL。でもどちらも冷えすぎてて味が良くわからなかったという残念な結果。

このコーナーもいつも大体参考にならないことでお馴染みです。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:70km
総走行距離:12092km
 

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