3/10 Senjでキャンプ→リエカ(Rijeka) (72km)

 
町外れにある公園は夜中に人がくることもなく意外とよく眠れた。朝になるとジョギングをする人の足音が聞こえたが、特に気にせずいつもどおり準備を進める。

出発は10時前。この頃になると風も弱まっていた。

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町のスーパーで水を買ってから走り出す。今日も今日とてアップダウンが続く。しかしかすかに追い風が吹いていて、気温もそれほど低くない。

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昨日より風景が単調なので考え事をしながら走る。帰国までの残り日数はまだ未定だが、それでももう3ヶ月を切っているだろう。そろそろ帰ってからの身の振り方を考え出しても良いころだろう。具体案は全く無いし、やりたいこともよく判らないような状態だけれど、なにか新しいことをやり始めたいな。
 
 
 
そんなことを考えながら走っているとあっという間に昼。通りかかった町のパン屋で小さなピザとパイを買って、海岸のベンチに座って食べる。

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波の音に耳を傾けるのもいいけれど、今日は音楽を聞きながら。海で聴く音楽と言うとジャック・ジョンソンかSaigenjiくらいしか僕のレパートリーには無いが、どちらもぴったり。
 
 
 
午後になって更に登りが増える。

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コトル湾を小さくしたような入り江をぐるっと周る。

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見ているだけで不安な気持ちになる飛び込み台。

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リエカ手前にある造船所。

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そのすぐ近くにこんなものが。リエカは神奈川の川崎市と姉妹都市なのだそうだ。

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リエカの市街地に入る。どこか安いApartmanでもないかと探してみたが、他のリゾート地と違い、ここは普通の港町という感じで住宅街に入ってもApartmanは見当たらない。仕方ないので調べておいたホステルへ。

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リエカの中心地の北側にあるHostel Riva。5人部屋と4人部屋があって5人のほうが安いのだが、「4人部屋は今なら1人で使えるよ」という言葉に乗せられてそちらに。4人部屋はエアコンがなくて小さな電気ストーブがあるだけだが、この気候なら問題ないだろう。1泊120クーナ(15~16ユーロ)。清潔だし、欧米人バックパッカーが好みそうな洒落た共用スペースなんてものがなくて逆に落ち着いた雰囲気で居心地は良いが、洗濯機やキッチンは無い。これならやはり20ユーロくらいのApartmanに泊まって1食でも自炊すればそちらの方が安く済みそうだが、無いものは仕方ない。因みにトイレ・シャワーは男女で分かれているが鍵はかからない。

宿のおばさんがお菓子をくれたので良しとしよう。

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夕食はホステルのスタッフに教えてもらったレストランでチェヴァプチチ。これにサラダ、ビールとワインを各1杯、ちょっとしたツマミで計79クーナ(約1400円強)。予想以上に物価高のクロアチアではこれは安い方かも。

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宿に帰ってシャワーを浴び、ビールをもう一本開けて調べ事。

本当はイタリアのヴェネチアまで休み無しで行こうかと思っていたけれど、折角なのでこの町も観光してみることにする。これを逃したら二度と来なさそうな街だし。なので明日もお休みです。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:72km
総走行距離:14120km
 

カテゴリー: クロアチア(Croatia) タグ: , , パーマリンク

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