3/14 林の中でキャンプ→メストレ(ヴェネチア) (108km)

 
今朝は意外と冷え込んで、テントが凍ってる。いつもより30分早く起きたのに、結局そのテントを乾かしたりして9時半出発。

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今日はかすかに追い風。出発の時にタイヤに空気を入れたのもあって良いペースで進む。

ここからヴェネチアまでの道は昨日と同じような道が続いて退屈そうだったので、それならせめて交通量が少ない道を行こうと思って別の道を進むことにする。でもそうすると買出しできる店があるかわからなかったので、早めに昼食用のパンとハムを買っておく。

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【今日のピクトさん】

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メインルートから外れても大体同じような風景。民家は少なくなって畑が続くが、交通量はそれほど減らなかった。

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↓運河の交差点
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昼食は適当にわき道に入って地べたに座り込んで食べる。

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この頃から横風に変わってきて走行ペースが落ちる。

それにしてもずーっと畑の中を進む単調な風景なので、流石に飽きてきた。

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夕方になってヴェネチアの島があるヴェネタ潟にでる。しかし水辺の草が高く茂っていて特に展望が開けるわけでもなく、しかも道幅が狭くて交通量が多いので疲れる道。

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そしてこの道には車に轢かれてしまった動物の死体をよく見かける。その動物というのが犬猫ではなくて、名前はわからないけど水生哺乳類。ビーバーとかカワウソとかそういう類の、でもそれとは違う動物。ヴェネチア周辺にはこんな生き物もいるのか。(後日調べたら多分「ヌートリア」という種と思われる)

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16時半頃に道が分かれる。片方はヴェネチア、反対方向はメストレという町。メストレにはヴェネチアの手前の鉄道駅があり、またヴェネチア島内よりも安いホテルが集まっている。

ヴェネチア側にも安いホステルはあるのだが、島内に無数にある運河を渡る橋が階段状になっているようで、自転車での移動が出来るかは微妙なところ。なのでこのままメストレに行って宿を取り、そこからバスでヴェネチア観光に行くという手が無難な選択なのだが、何はともあれ一度ヴェネチアへ行って様子を見てみる。夕日に染まるヴェネチア島というのも見てみたいし。
 
 
 
本土とヴェネチアの間には4~5kmの橋、というか堤防があってその上を道路と線路が走っている。

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ヴェネチアの市内は車は入れないが、島の入り口のローマ広場までは道が通っている。とりあえずそこまでは行ってみたが、そこからの橋を見ると、やはり自転車で進むのは大変そう。頑張れば橋を渡れないこともなさそうだけれど、そんな気力は残されていないのでさっさと引き返す。

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ヴェネチアの本土側は工業地帯のようだ。

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日が暮れる頃になって本土のメストレに到着。

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ここで目星をつけていたB&Bに行ってみたが、空いている部屋が無かった。2日前にネットで確認したら空きはあったのだが、そこはさすが世界的観光地のヴェネチア、オフシーズンとはいえ今までのようには行かないようだ。

「19時になったら予約客から電話が来て、ひょっとしたらキャンセルになるかもしれないからまた来て」というので、時間つぶしがてら他の宿も当たってみる。しかしどこも満室だったり高かったり。最初の宿に望みをかけて19時まで待つことにする。

それにしてもこの町は観光客以外の外国人が目立つ。チャイナタウンなのか町を歩く人も店の店員も中国系の人が多い。ホテルも6軒あたった内の3軒は中国系の人が受付をやっていた(最初のB&Bも)し、漢字の看板も多い。それ以外にもアフリカ系の人や、インドとかそっち系の人の姿もよく見かける。観光地での仕事を求めて出稼ぎにやってきてるのだろうか? なんとも不思議な感じの町だ。

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19時になって最初の宿に戻る。結局予約はキャンセルされなかったようだが、スタッフ用と思われる部屋を貸してくれることになった。トイレ・シャワーは共同になるのに値段は安くならなくて少し不満だが、他にここ以上に安いところも無さそうだったので諦める。International B&B Venecia、一泊27.1ユーロ(市税の2.1ユーロを含む)。
 
 
 
20時になるとスーパーが閉まるので急いで買い物をして、帰りに夕食のケバブを買って帰る。イタリアでケバブって言うのもどうかと思うが、疲れてしまったので簡単に済ませる。

スーパーで買った生ハム、というかローストビーフみたいな生肉が非常に美味しかった。

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【今日のビール】

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今日は疲れた。思った以上に距離があったし、宿探しも当てが外れて少し苦労した。しかも給湯器のお湯の供給が追いつかないようでシャワーも浴びれず。

本当は明日の観光の下調べでもしようと思ったが、そんなこんなでやる気も出ないので酒を飲んで寝てしまった。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:108km
総走行距離:14383km
 

カテゴリー: イタリア(Italy), ビール タグ: , , パーマリンク

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