ここは朝食付き。パンとシリアルだけだが、お代わりできるのでまあ十分でしょう。
ただネットがイマイチ。スマホではWifiに繋げるが、なぜかPCだとダメ。理由はよくわからないが、昨日の宿もイマイチだったし、フランスのネット事情はひょっとして良くない?
二度寝してから街の散策へ。今日も風が強い。
港の北側を散策。多分、旧市街にあたる地区だと思うのだが、まあ普通の居住地区。店は少ない。
縞模様が可愛らしい。
港に沿って宿へ戻る。これは地中海博物館。
FA-MAS(フランス製の自動小銃)を持った兵士がパトロールしている。パリの新聞社襲撃の影響かもしれない。
宿へ戻る途中でレストランへ入って昼食。比較的入りやすいカフェのような店だったが、ブリティッシュな店で、しかもフィッシュ&チップスを注文。「フランスなのになぁ」と我ながら思いつつ、まあ美味しかったから良いのだ。
それにしても、街を歩く人々の言葉を聞いてると「フランスに来たんだな」と感じる。フランス語ってやっぱり独特だ。
フランス入国初日にも感じたが、EU圏内はこんなにも行き来が自由で簡単に国境を越えられるのに、いざそのラインを超えるとこうも言葉が変わるものなのかと少し驚く。
宿で少し昼寝をして、夕方になって再び外出。港の南側の丘の上にあるノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バシリカ聖堂へ。
内装はきらびやか。ちょうミサ(? イースターの関連行事かも)が行われていて細かくは見れなかったが、壁にかけられた多くの額や、天井からつるされた船の模型が興味深い。祭壇に描かれたマークも帆船の絵だったりして、港町らしい独特の装飾だ。
聖堂から少し坂を下ったところに戦車が置いてある。詳細はわからないが米軍のシャーマン戦車で、第二次大戦時のものだろう。
帰りにスーパーに寄って買い物。今夜はインスタント食材で済まそう。電子レンジ調理用のシチューのようなものと、缶詰のザワークラウト、それにビールとロゼワイン。
最近はロゼの美味しさに目覚めてよく買うが、時期的なものなのか、スーパーでも多くのロゼワインが売っている。どれも比較的安くて、一番安い(2ユーロとか)小さなボトルのものでも結構美味しかったりして嬉しい。
ホステルの居心地が思いのほかよくて長居してしまいたくなるが、明日には出発しようと思う。でもこの先、アルルという街の宿の空室がなさそうだったりイースターの休日に重なってしまいそうだったりと心配が多い。