4/16 Benicasimのキャンプ場→バレンシア (84km)

 
昨夜は静かだったし、早めに寝たので良く眠れた。

天気は晴れ。朝露も無し。でも最近は「日が出るのは7時過ぎだし、テントが乾かないと出発できないし」と言い訳して7時頃に起きるので、やっぱりいつもどおり出発は10時過ぎ。

スコットランドの彼。結局名前は聞き忘れた。

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今日は湿度が高いのか、すこし靄がかかっている。なんとなく日本の夏みたいだ。

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次の町のCastelloまでサイクリングロードが通っている。風は向かい風気味でペースはいまいち。

久しぶりの羊の群れ。

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Castelloは結構大きな町だが、特に歴史を感じられるような街並みでもなく、ささっと通り抜ける。

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町外れに自転車屋を見つけたので寄ってみたが、ここにもシュワルベは置いていなかった。そろそろサイドウォールが裂けているリアタイヤを交換したいのだが、このままだとポルトガルまで着いてしまいそうだ。
 
 
 
町を出ると見渡す限りのオレンジ畑が広がっている。

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次の町のスーパーで買い物をして、町外れに移動して昼食。

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餃子みたいなパンと、ペニスコラで買ったのと同じパイ。餃子のほうはトマトベースの具が入っているが、焼き立てならともかく、生地がパサパサしてイマイチ。一方、パイのほうは美味しかった。

食後に少し横になって昼寝。
 
 
 
午後は空気が乾燥してきて、スペインらしい強い日差しが戻ってきたが、相変わらず雲は多め。

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しかし快晴の空より雲があったほうが見ごたえがある。今日は風もあるし、実に綺麗な空だ。こういう空って、年に何度かしかお目にかかれない。

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午前中は向かい風に苦しめられたが、徐々に体の調子が出てきて、風があるなりに着々と進む。

丘の頂上にはよく小さな砦が建っている。

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Saguntoという町へ。ここは丘の上に立派な砦があるので見学しても良かったのだが、事前情報が全く無く、時間を割くほどのものなのかなんともいえない。よってスルー。

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Saguntoを通り過ぎると道がいきなり高速道路になる。自転車通行禁止の標識はあるが今更逃げ道は無いので(まあ引き返せばいいのだけれど、それは面倒)、気にせず進入。高速区間は短く、路肩も広かったので問題なく通過。
 
 
この辺の教会は、また今までとは違うデザインになってきた。青い屋根が目立つ。

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教会の写真を撮っていたら、オレンジ畑で作業していたおじさんが収穫したてのものを2個くれた。イタリア以降、人との触れ合いがなんとなく淡白になっていたのでこういうのは久しぶりだ。嬉しい。

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写真を撮ろうとしたら逃げられてしまったけれど。
 
 
 
バレンシアに近づくと市街地が続き、狭い道で交通量が多く、自転車ではとても走りにくい。

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町の入り口にあった何か。

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なにやら立派な建物。修道院のようだ。

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18時過ぎにバレンシアへ。

もともと川だったところが公園のようになっている。

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旧市街に入り、調べておいたセンター・バレンシアYHへ。6人ドミが2泊で19ユーロ(朝食込み)。ハイシーズンはもっと値段上がると思う。

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エレベーターあり、部屋にトイレ・シャワー・Wifi付き、大きなロッカー、ベッド毎の電源と照明ありと安いのに好条件。上段ベッドが低くて下段ベッドが窮屈なのが残念だけれど、まあ我慢できる。

とりあえず町に出てブラブラ。

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適当なBarに入ってみて、ビールとタパスを注文してまずは一杯。

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魚のコロッケらしいのだけれど、中身はほとんどジャガイモ。でも確かに魚の味はする。ビールとで6ユーロ。
 
 
 
夕食のために別の店を探す。宿近くの入りやすい雰囲気のレストランに入ってみたら、他に客がいない。靴を床に擦りながらだらしなく歩くアジア系のウエイターが持ってきたメニューは、観光客向けの写真入のもので、日本語表記もあった。値段は安いが、観光客向けのチープな店に入ってしまったようだ。とりあえず、ここバレンシアが発祥だというパエリヤを注文。

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ビールのジョッキは日本人が好きそうなキンキンに冷やしたもので、ビール自体もシャバシャバ。日本の安い居酒屋を思い出してある意味懐かしかったが。

肝心のパエリヤは不味くはなかったが、特に美味しいというわけでもなく。フランスのアルルで食べたパエリヤの方が美味しかった。

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宿に戻りシャワーと洗濯を済ませる。洗濯するのも久しぶりな気がする。

とりあえず休息をと思っていたバレンシアだが、ガイドブックを見ていたら結構行きたい場所がある。明日は早く起きられるだろうか……。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:84km
総走行距離:16281km
 

カテゴリー: スペイン(Spain) タグ: , , パーマリンク

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