4/25 グラナダ2日目 ―その2・アルハンブラ宮殿―

 
昼寝から起きてボーっとした頭で宮殿へ向かう。
 
 
16時頃に到着してゲートへ行き入場。

アルハンブラ宮殿はかなり広いのでどこから見ようか迷うが、ここは素直にパンフレットに書かれたルートを参考にして歩く。まずは城壁外にある庭園へ。

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綺麗に手入れされた庭園(なにせ写真が多いので文章は手抜きでいこうと思う)。

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庭園の奥にあるアセキアの中庭。ここはナスル朝の夏の別荘だったそうだ。

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さっそく壁の装飾が見事。

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丘という地形の高低差を利用した流路と噴水。写真奥の階段の手すりが小さな水路になっている。

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暑い夏に涼をえるための工夫なんだろうな。
 
 
 
次は城壁内へ。

堀(?)を渡る小さな水道橋。

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城壁内にはかつて住宅街もあったらしい。今は土産物屋やホテルがある。

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ハマム(浴場)跡。

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サンタ・マリア教会。

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写真を撮ったときは気付かなかったけれど、これはカルロス5世宮殿。イスラーム支配が終わった後に建てられたものだ。

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葡萄酒の門をくぐって宮殿に西側、アルカサバ(要塞部分)に。

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このアルカサバの手前の広場は売店があって、軽食やビールが買えるようだった。昼食が軽かった上に既に結構歩いていてかなりお腹が減っていたが、この後のナスル朝宮殿の入場時間が迫っていたので足早に通り過ぎる。

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要塞の塔の上からはグラナダの町が一望できる。

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↓午前中に行ったアルバイシン地区
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↓カテドラルも良く見える
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↓ドゥブロヴニクの城壁のときにも書いたと思うけど、石造りの塔の屋根は雨水の排水のために微妙に傾斜が付けられている。
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アルカサバを出てから再びカルロス5世宮殿へ。正方形の建物の中は、円形に柱が並ぶ構造。

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↓ホタテ貝のレリーフも良く見るようになった。
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なにやら写真撮影サービスがあるらしく、綺麗なドレスを着た少女が中央に立って写真を撮ってもらっていた。

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程好い時間になったのでナスル朝宮殿の入り口へ。でもここでもけっこう並ばされた。30分くらい待って中に入る。

入ってすぐに「おおっ」と声を出してしまうような内装。

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壁の上部はとても緻密な模様が彫られた装飾。下部にはやはりイスラームらしい幾何学模様の鮮やかなタイル。天井にも直線を組み合わせた木の装飾。数学的な美しさだ。
 
 
 
 
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次はコマレス宮というところ。天井の飾りは恐らく石膏で作られていて、鍾乳石飾り(ムカルナス)というそうだ。

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↓ナスル朝宮殿の主要な装飾。右から石膏、木、石(大理石?)、タイル
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ライオン宮へ。

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ライオン宮にある二姉妹の間。

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鍾乳石飾りも場所によって色々な模様がある。

この飾りは石膏だから型を使って造ったのだろうか。それにしたって、これだけのものを造るのは綿密な計画と気の遠くなるような作業が必要だったろう。
 
 
 
 
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↓壁のこの装飾も製法がよくわからない。塗りわけではなくタイルをはめ込んでいるようだが。
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↓説明板もあるが、英語読解力がないのでわからない。
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↓こちらは石彫り
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次の部屋の床には可愛らしいタイルがはめ込まれていた。

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タイルの幾何学模様と同じ形に刈り込まれた庭園の植え込み。

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ナスル朝宮殿を見終わって出口へ向かう。まだ見ていないところもありそうだが、とにかく今は歩き疲れてクタクタだ。

↓最初に行った庭園の土台の壁
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排水用と思われる穴がたくさん開いている。この辺の土壌は雨で簡単に流出してしまいそうだから、土台が崩れてしまわないためのものかも。
 
 
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宮殿を出て、坂を下って町へ戻る。

急な坂にあるベンチ。

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宿の近くに戻ってきて、何はともあれバルで一杯。

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いやぁ、今日は良く歩いて良く見たな。しかし、アルハンブラ宮殿は本気でじっくり見ようと思ったらもっと時間がかかるだろう。そして、やはりツアーかオーディオガイドで説明を聞きながら回ったほうが絶対に面白い(日本語のオーディオガイドがあるかは判らないけど)と思った。今回は何も考えずに入ってしまって、まあそれはそれで十分面白かったのだが、細かいところは自分の想像力頼りになってしまう。それにここは内容の豊富さのわりには説明の看板が少ない。それこそツアーやオーディオガイドの使用を前提にしてるかのようだ。建物の歴史や装飾の意味なんかを聞きながら回ったほうが理解は深まるだろうし、感じるものもまた変わってくるだろうから、これから行く人は色々検討したほうがいいと思います。

そんなことを考えながら2杯目。

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帰りにスーパーで買い物をして、宿で適当に夕食。

明日は出発するつもりでいたが、どうも雨らしいので延泊することにした。それに今日は散々歩き回って全然疲れが取れていない。ブログでも書いて過ごそうと思う。
 

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