5/6 Moura手前でキャンプ→エヴォラ(Evora) (98km)

 
朝は少し肌寒いくらいの気温。結露も結構酷い。

出発は10時半。

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牧草地と麦畑が延々と続く道。

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1時間ほど走ってMouraという町へ。

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スペインの町とはなんとなく雰囲気が違うように感じるが、どこがどう違うのかはっきりとはわからない。
 
この町のスーパーで昼食用のパンとクリームチーズを購入。
 
 
 
町を出るとしばらくアップダウウンを繰り返した後、川が流れる谷まで下る。

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そこから再び登り。

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丘陵地帯を登るとダム湖が見えてくる。

思いのほかキャンプし放題の環境だ。

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ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER

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ダムから少し走ったところにあったGSで冷たい飲み物を買い、さらに少し走って昼食休憩。

↓“冷たい飲み物”
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ダム湖周辺の丘陵地帯はアップダウンがそれなりにキツイ。景色は悪くないが、クタクタになりながら坂を登る。

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16時ごろにPortelという町に。ここにも城がある。

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この町からエヴォラまでの最短ルートは自動車専用道のような道になっている。看板を見ると自転車通行禁止のマークは無い。しかし歩行者と原付が禁止なら自転車もまずダメだろう。

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しかし道路の状況を見ると高速道路規格ではなく、路肩の広い片側一車線の道で、自転車で走っても何の問題も無さそう。

町の南側にあるインターチェンジでは工事をしていて、入り口に作業員のおじさんが立っていたので、その人に入って良いか聞いてみることにした。

「エヴォラまで行きたいんだけど……」と言うと、「この入り口はダメだけど町の北側から入れば問題ない」というようなことを言っているようだ(なにしろポルトガル語なので、てんでわからない)。ならきっと大丈夫だろう。ここを迂回するとなると数十km程遠回りになってしまうし。おじさんにお礼を言って走り出す。
 
 
路肩が広く走りやすい道。一般道よりよっぽど安全だ。

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Portelの町を出ると下りになり、しばらくすると緩やかな丘陵地帯に入った。

そこそこ起伏のある土地だが、こんなところでもセンターピボットは使えるらしい。

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20kmほど走ると別の道と合流し、一般道となる。警察に止められることも無く何とか乗り切った。
 
 
エヴォラまでは相変わらず麦畑が続く。そろそろ飽きが出てきた上に疲れてきたので黙々と走る。

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ここで、今更ながらポルトガルに入って時差が変わることを思い出した。スペインからマイナス1時間、日本とはマイナス8時間のずれ(サマータイム)。
 
 
 
19時ごろ(ポルトガル時間では18時)にエヴォラに到着。

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調べておいたホステルへ行くが、チャイムを押しても出てこない。仕方ないのでもう一軒の調べておいたところへ。町の中心の広場に面したホステルで、便利ではありそうだが自転車を運び入れにくい建物。値段は4人ドミが14ユーロ・朝食込み。

明日はこの町を観光するので2泊分を払う。
 
 
同室にはアメリカ人の初老のおじさんが一人。この人が良く喋る人で、また博学で記憶力に優れるらしく、日本へ旅行に行った時のことを色々と話してくれて面白かった。
 
 
 
着替えを済ませてから町を散策。

スペインのようなバルは、無いことは無いがあまり見かけない。残念。

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商店で買った荷物を一度宿に置いてから、再び外出。近くのレストランで夕食。

メニューを見ながら何を食べるか迷っていたら、近くの席の若い人がメニューの説明をしてくれた。その人が勧めてくれたスープを注文。

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肉と野菜の出汁と、そしてミントの香りが効いたスープにパンが浸されている。別の皿に煮込まれたヒヨコ豆と牛・鳥の肉と豚の皮(軟骨が入っていたので耳かな?)とソーセージが盛られてくる。アゼルバイジャンのピティを思い出させる料理だ。

味もボリュームも満足の一品。これにビール2杯と食後のエスプレッソで計11.45ユーロ。ポルトガル安い!
 
 
 
宿に戻ってシャワーを浴び、再びビールを飲みながら日記をつけてから就寝。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:98km
総走行距離:17412km
 

カテゴリー: ビール, ポルトガル(Portugal) タグ: , , パーマリンク

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