5/12 リスボンから列車移動

 
朝は二度寝をして、今日も結局11時頃になってようやく駅へ向かう。

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しかし結論から言うと、今日も結局ローザンヌまでのチケットは買えなかった。どうやらシステム不調とは関係なく、ローザンヌ方面では途中のアンダイエ(フランス)までのチケットしか買えないらしい。しかも自転車を積む場合、専用のスペースが無いため個室を予約してそこに自転車も入れなければならないそうだ。そしてその個室の空きがあるのが今夜か明後日の夜の便。

さて困った。

だいたいアンダイエって、そんな聞いたことも無い町に行ってしまって大丈夫なんだろうか。アンダイエはスペインからフランスに入ったところにある大西洋沿岸の町だ。ローザンヌへ向かうにはマドリッドあたりを経由していくものだと思っていたので不安である。

しかしいずれにしろチケットは手配しなくてはならない。日程ももうあまり余裕がないので、とりあえず14日のチケットを確保することにした。今夜の出発は流石に急な気がしたし、もし変更する必要が出たとしてもキャンセル料はチケット代の5%だというので、それくらいならあまり痛手ではない。

というわけで14日の夜発を182.3ユーロで購入。高い。
 
 
 
いったん宿に戻って今後の予定を練ることにする。

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帰り道の途中で「泥棒市」と呼ばれる蚤の市を見ていく。なぜ泥棒と呼ばれるのかは知らない。

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売っているものの8割はガラクタのようだったが、それがまた見ていて面白い。
 
 
 
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昼食は宿の近くの店でビファナ。それとかき揚げみたいなもののサンドイッチ。

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そういえば「天ぷら」はポルトガルから来たんだっけ? 本当かどうか知りませんが。
 
 
 
 
さて、今後の予定である。まずシェンゲン協定の滞在期限が22日まで。ドイツに着いてからの予定を考えると、14日出発ではスイスに寄ることは出来そうにない。そもそもアンダイエ以降の列車の乗り継ぎもどうなるかわからないから、スイスに寄らなかったとしても14日だと遅いかもしれない。

もしくは、一度マドリッドに出るというルートはどうだろう。スペインの首都だから、アンダイエなんてよくわからない町よりもルートの選択肢は多いのではないか。

ネットで調べるだけではよくわからないので、もう一度駅へ行くことにする。いずれにしろあまりのんびりしている暇は無いようなので、遅くとも明日には出発するようにしないとダメかもしれない。

(本来ならば飛行機で移動してしまうのが話が早いのだが、自転車をパッキングするのが面倒なのである。それにヨーロッパの列車旅もしてみたい。)
 
 
 
というわけで駅のチケット売り場へ。しかし、今回当たった職員の態度が非常に悪く、相談して良い選択肢を引き出せるような感じではない。昨日と今朝の職員はフレンドリーで親身になって調べてくれたのだが……。

とにかくマドリッド経由のルートでローザンヌまで行けるのか聞いてみた。しかしそのルートだと乗り継ぎが多くなってしまうようで良くないという。じゃあアンダイエ経由で行ったとしてその後の乗り継ぎ便がちゃんとあるのかと聞いたが、「アンダイエの後はパリまで出ることになる。時間はわからない。」という頼りない情報しか得られなかった。

もう仕方ないので今夜発のアンダイエ行きのチケットを買うことにした。アンダイエ以降がどうなるかわからないけれど、進まないことにはどうにもならなさそうだし、それならば早く動いたほうが良い。リスボン観光をほとんどしていないけれど、仕方あるまい。

14日のチケットをキャンセルし今夜のチケットを購入。キャンセル料はかからず差額を支払うだけで済んだ(今夜発の方が少し高く198.1ユーロ)。
 
 
 
宿に戻ってドイツの姉とスイスのエドガーに連絡。荷物をまとめてから19時頃に宿を出る。今夜の分の宿代も払ってあったので無駄になってしまった。

駅へ行く途中で夕食。

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ビフテキのプレート、ビール、ワイン、つまみのオリーブで10.5ユーロ。安い。
 
 
 
ポルトガルの街も見納め。あっという間だった。

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列車は21時過ぎの出発。その1時間前に駅に行くと、もう列車は停車していた。スーパーで食料を買って乗車。

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個室内は流石に狭く「ここに自転車を積むの!?」と車掌に驚かれたが、何とか押し込んだ。

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トイレ・シャワー付きで立派なお部屋。2人まで泊まれるみたいだ。
 
 
 
それにしても夜行列車なんて久しぶりなのでワクワクしてきた。列車旅も雰囲気があってまた良い。まあカザフスタンでも乗ったけれど、アレはなんというか、快適さとは程遠いものだったからな……。

しかし、シャワーを浴びてから買っておいたビールを飲んだら、まさかの乗り物酔いの気配。ここは無理をせず、すぐに横になって寝てしまった。
 

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