今日はジン・リーは朝から仕事。自分はひたすらパソコンに向かっていた。でも作業はあまり進まず。
それを理由にもう一日滞在したいくらいだけど、そうもいかない。
夕食は火鍋を作って食べる。スーパーに行くと火鍋の素や酸菜魚の素なんてのが売っていて、家で簡単に作れる。こういうのは嵩張らないしお土産に良いかもとは思うが、自転車旅だとどうもね……。旅の終わりまで持っていくわけには行かないし、船便で送るのも手間だし。
夜になって、日本から個人的な、心配になる連絡が入る。良くないニュース。とりあえず今すぐどうこう出来る類のものではなかったので、他の二人に心配をかけないように普段通りビールを飲む(別に言い訳をしてるわけじゃないですよ)。
自分は今、非日常に身を置いているけれど、日本では当然ながら日常が続いている。その日常に身を置いている人にとって、自分のこの旅はどう見えるのだろう。楽しんで見てくれている人もいるかもしれない(いて欲しい)が、時にはフラフラと遊びまわってる姿に不快感を持つこともあるかもしれない。
少なくとも自分はそう感じたことがあった。忙しく働いているときに、楽しんでいる人を見ると恨めしく感じてしまうものだ。日常に忙殺されていると、簡単に負の感情が湧き上がってくる。そう思うと、いま自分が楽しんでいることに後ろめたさを感じてしまう。
でももちろん、そんな事は気に病んでもどうにもならない。
夜になってジン・リーが帰ってきた。ケイさんが他の作業をしている間、三人で会話。つたない英語でたどたどしくだけれど、最後の夜にホストと話せてよかった。
さて、明日は久しぶりにしっかり走る。
初コメントです。
後ろめたさなんて感じる必要ないよ。
俺は会社でいつもの日常を送っているけれど、俺を含めこの旅を知っている会社のメンバーは、みんなブログを読むのを楽しみにしているよ。
君の表情を見たり文章を読むだけでみんな笑顔になれる。
それってすごいことだと思う。
そういう人達がいるっていうのをたまには思い出してね。
長くなって申し訳ない。
これからも気をつけて、いい出会いの旅を続けてくだされ。
JINさん!
そう言ってもらえるのはとても嬉しい。そしてそういう人たちがいることと、それを知れたこともとても嬉しいです。
本当に、嬉しいコメントをありがとうございます。
今もまだ三人で旅を続けていますが、もうすぐ一人旅再開。
これからも出会いを大事にして進んでいきます。