12/18 ギョレメ2日目 ―カッパドキア・プチトレッキング―

朝起きたら晴れ。あの天気予報はなんだったんっだ。

今夜バスでカッパドキアを発つヒロさんだが、諸事情によりそれまでのあいだ荷物をこちらの部屋で保管することになったので、宿で合流する。

今日は折角晴れたので、ギョレメから近い谷を歩いてみることにした。ヒロさんも夜まで時間があるので一緒に行くことに。サキさんにも連絡を取るが、もう観光に出かけてしまったのか、返事が無い。
 
 
 
二人でプチ・トレッキング・ツアーへ出発。ソード・バレーという谷へ向かう。それにしてもいい天気だ。

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↓ギョレメの街からしばらく犬がお供に加わった
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ギョレメ屋外博物館を過ぎてオルタヒサル方向へしばらく進むとキャンプ場の脇から農地へ入っていく道がある。その道を進み谷にぶち当たると、

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谷底に降りていく。

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ここからのルートが素晴らしかった。周りの喧騒から切り離された居心地の良い谷底。岩壁にはあちこちに洞窟が残っている。

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水の流れで削られたらしいいくつものトンネルをくぐって進む。

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時々、岩壁に横井戸が掘られていて水が流れ出している。

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昨日に引き続きファンタジーとかRPGの世界だ。「探検」という言葉がぴったりとはまる。

風雨により長い時間をかけて浸食されてできた造形。それを利用した人々。目に入るものにいちいち感動しながら歩みを進める。

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谷が開けてきた。
 
ここにも教会跡があって、なかには微かにフレスコ画が残っていた。

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ローズバレーへの入り口を探していたらカフェが現れる。そこがトレッキングルートの交差点になっていたので、そこで道を折れてローズバレー方面へ進む。

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↓入れる洞窟もあったが、亀裂が入っていて崩壊しそう
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↓岩の色が変わってきた
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かなり奥まで進んでみたのだが、ローズバレーと言われる場所がどこなのか結局はっきりとはわからず、適当なところで引き返してきた。
 
 
道の分岐点のカフェまで戻るとサキさんと遭遇! 僕達とは逆方向から来たようだ。サキさんはもう少しこの辺を見て回るというので、このあと町で合流することに。
 
 
谷の斜面を登り、尾根沿いの道に出る。綺麗な景色。これは夕日に染まる姿を見ないわけには行かない。しかし朝から歩き詰めでもう午後になっていたので、一旦ギョレメの街に戻って休憩してからまた来ることにした。

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町へ戻る道の途中で健脚のサキさんに追いつかれる。そのまま3人で街に戻ってからドネルケバブとビールで乾杯。これが楽しいのだ。

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↓犬もおこぼれにあずかろうと寄ってくる。あげないけどね。
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その後、夕日は自転車で見に行くということになりレンタル自転車の店へ行く。しかしこの頃には雲が出てきていて、夕日が拝めるかは微妙なところ。その店のスタッフも「この天気で行くの?」というような感じだったので、夕日に染まるローズバレーは今回は諦めて町の裏手にある丘の頂上へ行ってみることに。

犬が道を案内してくれた。

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頂上には小さなカフェがあった。予想通り夕日は無理そうなので、さっさと諦めてカフェで再び乾杯! 楽しい一日だ。

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日が暮れてから丘を下りる。20時発のバスに乗るヒロさんを見送ることになったが、まだ時間があったので一旦二人と別れて宿へ戻る。明日の出発に備えてパンク修理をしていたら、今日ここに到着した日本人男性が現れた。挨拶をして、お互いの旅のことを話す。名古屋から来たジュンさんは急遽決まった休暇をつかってトルコを弾丸旅行中のようだ。彼も一緒にヒロさんのバスの出発を見送ることに。

町に出てオトガルの近くにあるカフェへ。そこで時間を潰して20時にはヒロさんを見送る。ヒロさんはこのあとギリシャへ向かい、その先はまだ未定だそうだ。まだあと1ヶ月くらいは旅が続くそうなので、気をつけて楽しんで欲しいと思う。
 
 
 
残った三人は近くの店で夕食。この辺の名物らしい壷焼きケバブを注文。壷で具を煮込み、食べるときにはその壷を割って供される。

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22リラと高かったが、満足のいく美味しさ。
 
 
 
店でしばらく話してから、サキさんは荷物を預けてあるホテルへ帰っていった。彼女もまた、今夜バスでイスタンブールへ向かうのだが、深夜発なのでさすがに見送れず。
 
宿に戻ってからは男二人でビールを飲む。ジュンさんも僕も明日にはギョレメを出る。
 
 
図らずも、多くの日本人旅行者と出会えたカッパドキア滞在。予想以上に楽しく、充実した日だった。

トルコ観光のハイライト、カッパドキア。これだけ有名になるにはそれなりに理由があるし、実際に素晴らしい場所だった。また来たいとも思う。しかしなにより、ここで出会えた人たちとの思い出こそが、旅の大切な記憶として残っていくのだろうなと感じている。
 

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