11/20 ルスタヴィ手前→トビリシ (41km)

道路標識によるとトビリシまではもう30kmを切っているはずなので、朝はのんびりと過ごす。静かで落ち着くキャンプ地でぐっすりと眠り、起きたらいつも通りの朝食。

しかし天気が悪く、出発の準備をしようとしたら霧雨になっていた。まあ焦る必要は無いからやむのを待っていたのだが、昼になっても回復する気配は無かったので諦めて13時に出発。

↓道からは隠れ
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↓反対側も谷で落ち着ける場所
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↓でも片付けていたら羊がなだれ込んできた
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この辺は晴れたら景色が良さそうだけれど、ほとんど何も見えない。この旅はなんだかここぞという場面で天気が悪いな……。

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緩やかな峠を越えてルスラヴィという街を通り過ぎる。天気のせいもあって、いかにも旧ソ連圏の都市というイメージの寒々しい風景。

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ここからの道が意外と長かった。確かに出発から30km以内で市内には入ったようだったが、目的とするトビリシ駅近くの宿まではまだ距離があった。トビリシは広い町だ。

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舗装があまりよくなく交通量も多いので自転車には厳しい道。一度交差点で無理やり前に入ってきた右折車がフロントの左側のバッグを擦って走り去っていった。「なめやがって」と思ったが、バッグに取り付けていたワイヤーロックを擦っていったので向こうにはしっかり傷がついていることだろう。良い気味である、シルバーのメルセデスめ。(まあこっちの人は小さな傷なんて気にし無さそうだけど)

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↓イスラム圏を出たんだなぁ
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坂の多い街を抜けて、トビリシ駅近くにあるHostel Georgiaに到着。ここは最近は日本人宿として有名で、また夕食付き・ワイン飲み放題で10ラリ(660円くらい)というワンダフルな安宿。

受付にいるチャーミングな笑顔のグルジア美女は英語があまり通じないが、ちょうどそのとき共有スペースにいた日本人男性がわざわざ丁寧に説明してくれてドミトリーもシングルルームも値段が同じということがわかった。それならばシングルに泊まりましょう、そうしましょう。

部屋はかなり狭いが、それでも荷物を全部置いてもまだ多少のスペースがあるしベッドも大きいからそれほどの不満は無い。鍵がかかる部屋の方が荷物の管理が楽だから、これはなかなかありがたい宿だ。ただ部屋に暖房が無いので結構寒い。

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↓ドミトリーはこんな感じ
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宿の近くには商店や両替屋があって、結構便利そう。ただトイレ兼シャワールームが1つしかない(もうひとつあるが故障中?)ので不便。しかも夜になったら断水してしまった。
 
 
 
夜は宿の夕食を頂く。先ほどの受付の女性が作ってくれるのだが、彼女は最近ここに勤め始めたらしく、料理の腕も、まあ、その……。決して不味くは無いが塩気と味の深みに欠けるスープだった。飲み放題のワインも当然そんな上等なものではなく、それほど美味しいものでもない。しかしまあ、この値段で提供してくれるのだから、もちろん文句を言えるものではない。

狭い共有スペースで先ほどの日本人男性のイソさん、それに大阪の大学生2人組みと日本人女性も加わって夕食をとる。他に欧米人女性(チャリダー?)も泊まっていたが、それ以外はどうやらみんな日本人らしい。
 
 
 
トビリシには3泊位して、観光を少しとブログ作業を進めたいと思っている。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:41km
総走行距離:9494km
 

カテゴリー: グルジア(Georgia) タグ: , , パーマリンク

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