この宿はなかなか快適でよかった。綺麗だし暖かいし。しかし朝食が8時からなので、それを食べてからだとどうしても出発が遅れてしまう。
朝食後、ジュンさんと別れの挨拶をしてから、9時半頃に出発。
↓ギョレメの街にあった巨大脱水機。横倒しになったドラムが回転している。カーペット用?
天気は曇りで気温は低め。しかしギョレメの町から出るには急な坂を登らなければならず、出発早々汗だくになる。
アクサライ方面に行く幹線道路に出てからはもう奇岩は見えない。少し進んだところにあるネフシェヒルという町には奇岩で構成された地区も見えたけれど、それ以外は普通の風景。
丘陵地帯で細かいアップダウンが続き、それによる疲労がジャブのように効いてくる。どうも昨日歩き回った疲れが意外に大きいらしく、ペダルを踏む足にも力が入らない。
まあ昨日はかなり楽しかったから、それくらいの疲労は仕方ない。
昼頃に小さな町に着いたが、ロカンタが見つけられずにスルー。そのあと少し走ってもロカンタを併設しているような大きなガソリンスタンドも無かったので、道端でお菓子を食べて腹を満たす。
午後になって雲行きが怪しく、雨が降り出しそうだ。そう思っていると車が止まって、中からおじさんが話しかけてきた。どうやら「雨が降るから乗せてってあげるよ」と言っているらしい。そうだよね、やっぱり雨来ますよね。
しかしまあそのおじさんの誘いは丁重に断り(「ノー・プロブレム!」)、先を急ぐ。雲の切れ間もあるので、恐らく通り雨程度だろう。
その後すぐに雨が降り出すが、予想通り降ったりやんだりで、レインウェアーを着込むほどではない。
この辺は舗装が悪くて走りにくい。一見舗装されている路肩も、外側に行くほど舗装が崩れていて砂利道と同じような状態。
夕方になって坂を一気に下り、アクサライに到着。今日は出発が遅くてもう日没が近いし、なにしろ雨が降りそうなのでここで宿に入ろう。
町の中心に行き宿探し。1軒目が35リラだったが、もう少し安い宿を探す。しかし結局見つからず、最初の宿に戻ってきたら、通りがかりの男性が話しかけてきて、その人が値段交渉をしてくれて30リラまで下がったのでここに泊まることにする。日本人の自転車旅行者はトルコでは結構得をする。
買い物をしてから部屋で夕食を自炊。関係ないけど、買い物をした店の人に「アフガニスタン人?」と聞かれた。なんてマニアックな間違い方なんだ……。
部屋でガソリンコンロを使っていたら「臭いがする」と苦情を言われてしまった。そうか、自分で思っている以上に部屋の外にも臭いがもれているらしい。気をつけないと。
明日はトゥズ湖という塩湖の近くを通る予定。天気が良くなることを祈る。
【走行データ】
走行距離:92km
総走行距離:10947km
最近、怒涛のブログ更新ですね!
おくらばせながら、走行1万キロおめでとう
カッパドキアでキャンプなんて素敵ですね~
ありがとうございます!
今はギリシャ国境手前にいるのですが、ここで出来るだけブログを片付けてしまおうと。
でもリアルタイムに追いつくかは微妙なところです……。
カッパドキアでのキャンプは楽しかったですよ!
おお!ギリシャ周りですか!
てっきりブルガリアに抜けると思っていました。
ソフィア近くのリラの僧院も悪くないけど、ちょっとヒルクライム入ってるんですよね~。
ギリシャ神殿めぐり期待しています!(個人的には行きそびれたメテオラに行ってみたい・・)
そうなんです。
多分海沿いの方が暖かいので。
メテオラ、行くつもりですよー!