12/4 チャイェリ→トラブゾン (99km)

昨夜の残りのケバブとインスタントラーメンで朝食。もう慣れてしまったけれど、朝っぱらからこんなものを食べて、日本にいたころには考えられないな。

出発は8時。8時と言うと今までの感覚からするとかなり早いが、太陽の位置からするとそれほどでもない。町ももう動き出してる。

が、やはり今までの感覚で時計に従って動いてしまうから、なかなか早起きするのがしんどいな。

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今日は久しぶりに良い天気。風向きも良好で気持ちよく走れる。

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大きな町がポツポツとある。トルコは西部の方が発展しているイメージだが、東部でも黒海沿岸部は同じく開発が進んでいそうだ。

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時々、茶畑も見かける。

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11時ごろにGSに併設されているロカンタで昼食。ロカンタというのはトルコの大衆食堂のことで、保温容器の中に並んだ料理を見ながら注文できる。

ナスの挽肉詰めのようなものと、羊の内臓系のスープを注文。

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ナスが驚くほど美味しくて顔がニヤけてしまう。肉の旨味が浸み込んでいて、それでいてナスの味もしっかりと残っている。ナスと挽肉は相性抜群だな。スープも思ったほど臭みがなくて飲みやすい。

美味しい食事、温かい日差し。そして食後にチャイ。あぁ、シアワセ。

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これで計15リラ(約800円)。小奇麗な店だったからか決して安くは無いが、最初くらいケチケチせずに行こう。
 
 
 
午後も気持ちの良い陽気の中を走る。

途中でミカンを売る露店の兄ちゃんがミカンをくれた。グルジアでもトルコでも、日本と同じようなミカンがある。あとはコタツさえ持ち込めば正月を迎えられる。

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トラブゾンが近づいて、建物が増えてくる。

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日本で金属加工業界で働いていたときに関わりのあったメーカー、サンドヴィック。1105とかS05Fとかお世話になったなぁ(一部にしか通じないネタ)。

左下の看板はシュコダ。やはり欧州が近づいていることを感じる。

そういえば、トルコに入ってからは旧ソ連製の車はなくなり、欧州車が多くなっている。整備不良の車も減って、道路は若干静かになった。
 
 
 
暗くなる前にトラブゾンへ。海岸まで山が迫る土地だが、その斜面を覆いつくすように街が広がっている。家から出る煙か排気ガスか、全体が煙たく霞んでいる。港の喧騒、高低差のある立体的な街、観光地とは違う生活感。この街がなんとなく気に入ってしまった。

宮崎駿がこの街のイラストを描いたら上手く雰囲気が表現されそうだと、なんとなく感じた。根拠は無いけど。

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あらかじめ調べておいた宿へ。「地球の歩き方」に載っている、中心地にあるHotel Benli。トイレ・シャワー共同のシングルが20リラ。Wifiあり。なかなか快適そうだ。

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海沿いの町なので夕食は魚を食べる。鯖と小鯵と鰯のフライ。美味しいけれど、まあ普通の味付けだ。周りの客を見てるとみんな手を使ってムシャムシャと食べている。

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今日もビールを求めて街をさまようが、やはりスーパーには売っていない。

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↓ホテル・ベンリ周辺の宿屋街。若干怪しげな雰囲気が漂っている。
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ナンテコトダ……、と絶望しかけていたら酒屋を発見!

なるほど、トルコではこういう店を探さないといけないのか。

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明日は休息日。ここでトルコの地図を買ってルートを検討せねば。

しかし今夜のうちはダラダラ。なんだか疲れて、ボーっとしながらビールを飲んでいたら寝てしまった。
 
 
 
【走行データ】
走行距離:99km
総走行距離:10123km
 

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12/4 チャイェリ→トラブゾン (99km) への3件のフィードバック

  1. JIN のコメント:

    思わずニヤっとしちゃうネタありがとう。
    まさかトルコでその看板の文字を目にするとはね。
    奴らは変わらず頼もしいよ。

    • shima のコメント:

      奴らにはお世話になりますね。
      それか、難削材にはイスカルのIC907かの二択ですね。
      フフフ……。

  2. JIN のコメント:

    思わずニヤっとしちゃうネタありがとう。
    まさかトルコでそんなマニアックな文字を目にするとはね。
    奴らは変わらず頼もしいよ。

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